2015年05月13日
WE XM177E2 すり合わせをする
こんにちは。アーデルハイトです。
また風邪をひきました(笑)5ヶ月の間に3回発熱……一般にこれが多いのか少ないのかわかりませんが、自分にとっては多いですね。ここ数年は熱が出てないってくらい健康だったんですが……。
あ、ちなみに事後です。今は元気です。
さて、今回はWEのXM177E2の調整についての記事。需要あるだろうと思ったので早めに。WEのM4系のメカは共通だそうなので、XM177以外にもM4、HK416などもここに書いてあることが適用されます。
最初に断っておきますが、私は電動ガンの分解はそれなりに慣れているものの、ガスブロに関してはほとんど素人です。ガバメントのパーツ交換をしたのと、グロックをバラバラにしたことがある程度です。知識も技術も道具も不足してます。その上でご覧ください。
今回の調整について、ひとまず二つに分けて書きたいと思います。今回はタイトルにあるようにすり合わせ関連。次回はパーツ交換・初速調整(バレルカット)について……という豪華二本立てでお送りいたします。
XM177を箱から出して、ひとまず空撃ちでどんなもんかと試してみようとしたときに驚愕しました。なんとマガジンがしっかり奥まで入らず、マガジンキャッチがかかりません。4本全て。
まずはどこが干渉しているのかを確認しましょう。最初にロアレシーバーだけでマガジンを差し込むと、問題なく入ります。次にボルトを抜いてアッパーレシーバーを合わせて差し込む……これも問題なし。で、やっぱりボルトを入れると入らない。ボルトを後退させると入る。どうしたもんか。
と、頭を悩ませているとマガジン上前部になにかが当たっている痕に気づきます。ここが当たっているのは……。

これです。チャンバーの突起。ボルトとマガジン上部の干渉がイマイチわかりにくいので、ひとまずここを全体的に削っていきます。するとここがビンゴだったのか、だんだんとマガジンが入りやすくなっていき、ボルトが前進した状態で4本全てが入るようになるまで削りました。使った道具は百均で買ってきたサンドペーパー。
これがしっかりできてないと、閉鎖時にボルトが完全に前進しなかったり、そうなるとノズルの動きが悪くなって最悪変形・破損が考えられるので妥協はせずに丁寧にやりましょう。
他にもローディングノズルとマガジンリップの上部がタイトなのかなとも思ってマガジンリップを削ってみたりもしましたが、変化はなかったので特に意味はないようです。ただ、一本だけマガジンリップの成形がよろしくなかったので整えました。あとはそれぞれバリ取りも。

推察ですが、前述のチャンバーの突起とマガジンが当たることでマガジンの入る角度がおかしくなっていたのでは。
その証拠にといいますか、あともうちょっとっていうところでマガジン底部の前部をぐいっと前に押し出すようにしてやるとマガジンキャッチがかかるということがありました。この突起のせいでマガジンキャッチに対してマガジンがまっすぐ入ってなかったと言えるのではないでしょうか。


もう一箇所……ボルトとチャージングハンドルハンドルってどんな感じに合わさってるんだろうと組み合わせて遊んでたときに気付いたのですが、ボルト上部の四角い部分とチャージングハンドルが当たってます。どう考えても金属と樹脂が当たるなんてまずいし、大きな力のかかる部分なので、カッターを使って角を削り落としました。

加工後のものを合わせるとこんな感じ。干渉していないのがわかるかと思います。
他にはボルトをひたすら動かして擦れてるところをスポンジやすりでスリスリやった結果、届いたときとは雲泥の差がある滑らかな動作になりました。
ガスブロの分解はメカをいじってる感があっていいですね。分解しながら構造とか仕組みとか、いい勉強になりました。まだまだ不十分なところがあるかもしれませんが、とりあえず作動に関して自分としては満足いくレベルには到達したのでここまでです。使っていくうちにさらによくなっていくことでしょう。
大したことのない内容ですが、特にマガジン問題解決までに5時間くらいかけました(笑)どうすりゃいいのか全然わかんなくて天井見つめてた時間が結構ありましたが。トライアンドエラーの繰り返しでしたし。
というわけで今回はここまでです。次回は最低限交換しといたほうがいいと思うパーツの交換と初速調整の記事を書きます。
それでは、今日はこの辺で。

また風邪をひきました(笑)5ヶ月の間に3回発熱……一般にこれが多いのか少ないのかわかりませんが、自分にとっては多いですね。ここ数年は熱が出てないってくらい健康だったんですが……。
あ、ちなみに事後です。今は元気です。
さて、今回はWEのXM177E2の調整についての記事。需要あるだろうと思ったので早めに。WEのM4系のメカは共通だそうなので、XM177以外にもM4、HK416などもここに書いてあることが適用されます。
最初に断っておきますが、私は電動ガンの分解はそれなりに慣れているものの、ガスブロに関してはほとんど素人です。ガバメントのパーツ交換をしたのと、グロックをバラバラにしたことがある程度です。知識も技術も道具も不足してます。その上でご覧ください。
今回の調整について、ひとまず二つに分けて書きたいと思います。今回はタイトルにあるようにすり合わせ関連。次回はパーツ交換・初速調整(バレルカット)について……という豪華二本立てでお送りいたします。
XM177を箱から出して、ひとまず空撃ちでどんなもんかと試してみようとしたときに驚愕しました。なんとマガジンがしっかり奥まで入らず、マガジンキャッチがかかりません。4本全て。
まずはどこが干渉しているのかを確認しましょう。最初にロアレシーバーだけでマガジンを差し込むと、問題なく入ります。次にボルトを抜いてアッパーレシーバーを合わせて差し込む……これも問題なし。で、やっぱりボルトを入れると入らない。ボルトを後退させると入る。どうしたもんか。
と、頭を悩ませているとマガジン上前部になにかが当たっている痕に気づきます。ここが当たっているのは……。

これです。チャンバーの突起。ボルトとマガジン上部の干渉がイマイチわかりにくいので、ひとまずここを全体的に削っていきます。するとここがビンゴだったのか、だんだんとマガジンが入りやすくなっていき、ボルトが前進した状態で4本全てが入るようになるまで削りました。使った道具は百均で買ってきたサンドペーパー。
これがしっかりできてないと、閉鎖時にボルトが完全に前進しなかったり、そうなるとノズルの動きが悪くなって最悪変形・破損が考えられるので妥協はせずに丁寧にやりましょう。
他にもローディングノズルとマガジンリップの上部がタイトなのかなとも思ってマガジンリップを削ってみたりもしましたが、変化はなかったので特に意味はないようです。ただ、一本だけマガジンリップの成形がよろしくなかったので整えました。あとはそれぞれバリ取りも。

推察ですが、前述のチャンバーの突起とマガジンが当たることでマガジンの入る角度がおかしくなっていたのでは。
その証拠にといいますか、あともうちょっとっていうところでマガジン底部の前部をぐいっと前に押し出すようにしてやるとマガジンキャッチがかかるということがありました。この突起のせいでマガジンキャッチに対してマガジンがまっすぐ入ってなかったと言えるのではないでしょうか。


もう一箇所……ボルトとチャージングハンドルハンドルってどんな感じに合わさってるんだろうと組み合わせて遊んでたときに気付いたのですが、ボルト上部の四角い部分とチャージングハンドルが当たってます。どう考えても金属と樹脂が当たるなんてまずいし、大きな力のかかる部分なので、カッターを使って角を削り落としました。

加工後のものを合わせるとこんな感じ。干渉していないのがわかるかと思います。
他にはボルトをひたすら動かして擦れてるところをスポンジやすりでスリスリやった結果、届いたときとは雲泥の差がある滑らかな動作になりました。
ガスブロの分解はメカをいじってる感があっていいですね。分解しながら構造とか仕組みとか、いい勉強になりました。まだまだ不十分なところがあるかもしれませんが、とりあえず作動に関して自分としては満足いくレベルには到達したのでここまでです。使っていくうちにさらによくなっていくことでしょう。
大したことのない内容ですが、特にマガジン問題解決までに5時間くらいかけました(笑)どうすりゃいいのか全然わかんなくて天井見つめてた時間が結構ありましたが。トライアンドエラーの繰り返しでしたし。
というわけで今回はここまでです。次回は最低限交換しといたほうがいいと思うパーツの交換と初速調整の記事を書きます。
それでは、今日はこの辺で。

Posted by アーデルハイト at 10:04│Comments(0)
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