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Posted by ミリタリーブログ at

2015年04月24日

キングアームズ M1928 ブローバックをキャンセルする

こんにちは。アーデルハイトです。

最近艦これが二周年を迎えて、大好きな時雨ちゃんにも新しいボイスが追加。耳が幸福です。





時雨ちゃんいいですよ。物憂げな、どこか達観した中性的な性格、にもかかわらず非常に肉感的で、しかもこんな顔して黒の紐パンにノーブラ。結婚したい。

……さて、今回はまたまた前回の予告通り、キングアームズの電動ブローバックモデルM1928のブローバックオミットについて書きます。大した作業じゃないんですけどね。

まずブローバックオミットするという決定に至った経緯ですが……





この通り。原因は後述しますが、ボルトが固定されずくるくる回ります。ブローバック故、撃つとボルトが勝手に回って視界を遮り照準できなくなります。

分解方法は以前の記事を参照のこと。







ボルトは基部に対してネジでくっついているのですが、ネジだけでなく向きを固定するピンがあり、それが折れてしまっています。このせいでボルトが回ってしまうのです。応急処置としてネジロックを塗っていたのですが、それはあまり意味をなしませんでした。ので、泣く泣くオミットします。金属と金属が当たる音がタイプライターらしくて好きだったんですが……しょうがないですね。





ブローバック自体は前回分解した時に睨んだ通り、この突起を外せばキャンセルされました。二本の六角ネジを外すだけ。





この通り。場所が場所なので、外すのがちょっと大変でした。

ブローバックしないからボルトは回らない……とは言っても結構簡単にくるくる回ってしまって気持ち悪いので、前回スリックパッキン組み込みで大活躍だったアロンアルファくんを使用。

そういえばアロンアルファって、箱にも書いてあったと思うんですけど片面だけに塗っても最大の効果を発揮しないんですよ。なんでかっていうと、例えば「壁を掴んでください」って言われたらどうします?普通に考えて無理ですよね。だって掴むところがないんだもの。だけど仮に、その壁に手が生えていたら……(気色悪い)。その手を掴めば壁を掴んだことになるし、簡単に外れませんよね。この「手」がアロンアルファなんです。手と手をつなぐことで固着します。だから両面に塗る必要がある。これはアロンアルファに限らず接着剤全般に言えるのですがね。

接着剤は両面に塗らないと意味がないというのは小学生の時先生に教わりました。今でもなにかと役に立つ知恵です。

久松先生、ありがとう!

結構しっかりくっついたので、もしやこれはブローバックオミットしなくてもいいんじゃないかと思ったのですが……





これ見て諦めました。わかりますか、ボルトの基部。なんか白い線が入ってますよね。確実にダメージが蓄積してます。最悪割れるので、当初の予定通りオミットで確定。





魔が差してコブラガンごっこ。艦娘の艤装かよと、さらにこんな髪が白くて短い艦娘があるかと言われましたが、
ヴェールヌイを短髪にしたら俺になります。



※駆逐艦ヴェールヌイ。帝国海軍で駆逐艦響という名で大洋を駆け回りましたが、終戦後賠償艦としてソ連に引き渡され、ヴェールヌイとして運用されました。





遊んでて思ったこと。これは前々からの疑問なのですが、トンプソンのこの後端の突起ってなんでしょう。M1A1にもあったと思うんですけど、なんの意味があるのでしょうか。私、気になります。

とりあえずはこれで一安心。M1928、戦線復帰です。明日のRAIDに持っていきます。

そうそう、前回の最後にちらっと書いた「期待のニューフェイス」。今朝おちんぎんが入ったので注文しました。来週か、遅くとも再来週頭には届くかなぁ……台湾発送なのでちと時間がかかるかも。みなさん、ヒントは「台湾」ですよ。乞うご期待♪


それでは、今日はこの辺で。

  


Posted by アーデルハイト at 11:53Comments(0)KingArms M1928 EBB

2014年10月03日

キングアームズ M1928 ブローバック その2

こんにちは。アーデルハイトです。


昨日は借りてきたDVDをみていました。タイトルは「LAギャングストーリー」。

舞台は1949年のロサンゼルス、まるでギャングな警官たちが、街を支配するマフィアをぶっ潰すという勧善懲悪のストーリー。

敵も味方も個性的なキャラクターばかりで、見ていて退屈しません。カーチェイスシーンがすごくいいですね、あの時代の渋い車での銃撃戦は他ではなかなか見られないので一見の価値ありです。





さて、このポスターにも写ってますが、LAギャングストーリーでトンプソン熱を高め、(そのあとデンキ街を見てから)M1928の分解をしました。





基本的にはマルイトンプソンとかと同じ分解方法です。まずは画像のストック根元にある二本のネジを外します。





するとストックが外れます。ここがマルイトンプソンと従来のキングアームズトンプソンと違うところなのですが、ストックとフレームの間には端子がありません。そのままするすると引き出しちゃって大丈夫です。フレーム内部に端子があり、長さも十分とられてるので断線しにくそうです。





ストックを外したら、画像のドライバーで示したボタンを押します。ドライバーで押す必要はありません。指で押しながらロアフレームを後ろに引きます。このボタンでとめているだけですが、しっかりしてるのでガタはほぼないです。





ボタンを押しながらロアレシーバーを引くと、この位置で一度ひっかかります。最初なんかやらかしたかと思いましたが、なんてことはない、後端側から見て一番手前の穴にさっき押したボタンがはまってるだけです。その穴にドライバーを突っ込んでボタンを押しながらさらにレシーバーを引きます。ある程度引くと止まるので、そのままぱかっとレシーバーを外しちゃいます。





この通り上下に分割できました。







一番気になってたブローバックエンジンはこんな感じ。エンジンというほどたいしたものでもないですけどね。ボルトカバーの下部にある突起が、メカボックスの切り欠きから後退してくるピストンに押されてブローバックするみたいです。

実際に試していないのですが、ボルトカバーの突起は別パーツで、二本の六角ネジで止めてあるように見えます。このネジを外せば突起がはずれ、ブローバックキャンセルできるようになってるみたいです。

メカボックスや外装へのダメージが大きそうなので、サバゲするならキャンセルしたほうがいいのですが……ブローバック楽しいのでそのまま使います。壊れたらそのときキャンセルすればいいや。

壊れるとしたら、突起かピストンかちょこんと突き出したボルトですね。





チャンバーです。両側の小さいプラスネジを外すとするりと抜けます。これ自体はマルイのコピーで特筆することはなにもないので省略します。ただ、バレルがちょっと不思議でしたね。海外製電動ガンのインナーバレルはテーパーがかかってることが多いのですが、キングアームズのものはテーパーのようなものがあるようなないような……おまけになんか角ばってます。初めて見る形です。





前回フォアグリップががたつくと言いましたが、ネジを締めてもすぐ緩むのかまたがたつきます。ネジロックを使えばいいのかもしれませんが、それは根本的な解決にならないのでスペーサーを噛ませてがたつきをなくしました。

もうゆるめてありますが、画像の二本のマイナスネジを外して、銃口の方向にまっすぐ引き抜きます。左右にがたつくくせにいっちょまえにしっかりはまってるので、かならずまっすぐ引き抜いてください。最悪基部が割れます。


メカボックスの取り出し方ですが、多分ここもマルイトンプソンとかと同じです。セレクターにイモネジがあったのでそれを外し、中のネジも外し、グリップ底のネジもはずせばメカボックスが取り出せると思います。いたって簡単です。メカボも切り欠きがある以外マルイメカボのコピーかと。

初速を測ると84m/sくらい。もうちょいほしいなー。チャンバーパッキンを交換したときにちょっとオイル少ないかなと思ったので、もしかするとそれが抵抗になってるかもしれません。給弾不良もいまのところなし。助かります。

もう一度チャンバーにオイル吹いて、そのままゲームに投入します。


それでは、今日はこの辺で。



  

Posted by アーデルハイト at 10:23Comments(0)KingArms M1928 EBB

2014年09月27日

キングアームズ M1928 ブローバック

こんにちは。アーデルハイトです。


さっそくですが、今日、新しい銃を買っちゃいました(笑)
まだうちにある銃の紹介もまったくやってないのですが、せっかくなんで今日の新顔から紹介していきたいと思います。
それでは、こちらをどうぞ。












ジャジャーン

銃好きを自称するなら知らない人はいないんじゃないかというくらい有名な短機関銃、M1928 トンプソン・サブマシンガン、またの名をシカゴ・タイプライターです。

実銃はジョン・トンプソン元陸軍大佐が設立したオート・オードナンス社において開発され、このバリエーションモデルのM1921などは禁酒法時代のマフィア達が愛用したことで有名です。ジョニー・デップ主演のパブリック・エネミーズでもスクリーンでバリバリ大暴れしてましたね。





このM1921の発射レートを下げ、銃身長を延長し、コンペンセイターをつけるなどの軍用向けの改良がなされ、制式採用となったのがこのM1928です。製造コストがかかるM1928は、第二次世界大戦中に戦時省力生産モデルのM1A1として活躍しました。プライベート・ライアンのミラー大尉や、バンド・オブ・ブラザーズのスピアーズ中尉なんかを見てたら欲しくなっちゃうのではないでしょうか。あとは、そんな世代の人がここの読者にいるかどうか知りませんが、コンバット!のサンダース軍曹を挙げる方もいるかもしれませんね。





また、その知名度の高さ、特徴的な外見から、アニメの世界でも時たまでてきます(ドラえもんの「ネズミとばくだん」という回で、ドラえもんがトンプソンを乱射するシーンがあるんだとか)。最近だとこれですね。





はい、さばげぶっ!です。ちょうど先週最終回を迎えました。画像は11話での一コマ。

ちなみにさばげぶっ!とはどんなアニメかというと……。





こんなアニメです。意味がわかりませんよね。ほんと意味のわからないアニメです。とりあえずギャグアニメです。サバゲアニメではありません。ス○ラとかいうクソアニメとは違います。普通におもしろいです。


ちなみにM1A1は、後の朝鮮戦争、ベトナム戦争でも使われ、我が国自衛隊(その前身の警察予備隊だったかな?)でも使われてました。M1928もベトナム戦争で運用された……らしいです。M1A1は当時の写真が出てきますが、M1928に関しては自分の目でその写真を見たことがありません。

まあ、かっこいいんでいいんです。それくらい。使われててもなんらおかしくないんですから。


さて、実銃の話はここまでにして、本体のレビューへと移ります。

このM1928はキングアームズ製の電動ブローバックモデルで、フルメタル・リアルウッドです。ガンモール東京で買ってきました(回し者ではないのですが、ガンモールはお店の対応がよくて個人的に一番好きなショップです)。

このブローバックモデルの他にもキングアームズはM1928を出していますが、あっちは放熱フィンとコンペンセイターとフォアグリップがついただけのM1A1です。なんじゃそらって感じでしょう?本当になんじゃそらって感じです。こっちのブローバックモデルは完全版です。

キングアームズの製品は他にM79を持っているのですが、ストックの色が特徴的ですね。この暗い茶色…私は好きです。この色。銃によく合ってると思います。





この銃で一際目を引くのはやはりこの部分ではないでしょうか。このギザギザは放熱フィンといって、高熱のガスで熱される銃身をより空気に触れさせて、冷却効率をあげるためのものです。フォアグリップとコンペンセイターは銃口の跳ね上がりを抑えるもの。実銃はしっかりグリップを下に押し込まないとどんどん着弾が上がるそうです。





M1A1との違いはここにもたくさんあります。見つけやすいのはボルトの位置、上部にきてますがM1A1だと右側についてます。他にもよーくみるとボディが全然違ったり、ストックの形が微妙に違ったり、リアサイトガードの形が違ったり、あとここ





セレクターです。M1A1は円柱にピンがついた簡素なもの(省力生産モデルだから当然)ですが、M1928はセレクターらしいセレクターです。

現代の銃でセレクターといえば、セイフティ、セミオート、フルオートが一つで変えられるのが普通ですが、M1928は違います。右側が安全装置のオン・オフ、左側がセミオート・フルオートのセレクターです。要するに安全装置が完全に独立してるんですね。

ちなみにマガジンキャッチはトリガー上のぐにゃっとしたやつです。上に押し上げてロックを解除します。右手だけだと無理があるので、マガジンを外すときは左手でマガジンキャッチを押し上げながら外します。

マガジンといえば、付属のドラムマガジンは450発のゼンマイ式です。見た目の割りに少ないですよね。

マガジンもなかなかの重量があり、質感もばっちりです。ドラムマガジンマニア(そんなんいるのか)な人ならごはん三杯は余裕でしょう。

ちなみに実銃だとドラムマガジンは横から装填するのですが、トイガンでは下から装填します(構造的に再現困難なのかも)。この横溝はM1A1では省略されましたが、自分で溝を作ってドラムマガジンを使用する兵士もいたそうです。マガジンキャッチのスプリングが強く、力強く押し込まないと装填されないのですが、そうすると勢いよすぎて壊れてしまいそうなので、マガジンキャッチを押し上げながらスチャッと装填してます。

スプリング給弾マガジンも買うつもりですが、リロードに手こずりそう。

他所では「溝にレールを合わせるのがだるい」と言われてますが、自分はそんなに気になりません。マガジンキャッチがもう少し動きやすくなれば……。





上から見るとこんな感じ。自分は思ってた以上に厚みがあるなと思いました。





サイトビューはこんな感じ。わかりづらいですが、小さな窪みのあるリアサイトが見えます。ぶっちゃけ焦点の問題もあってほとんど見えません。精度は落ちますが、ボルトの切り欠きとフロントサイトだけで照準できますし、そっちのほうがいいと思います。





M1A1にはないのですが、このようなピープサイトがあります。上下左右に調整可能。サバゲのときはこれでつかってもいいですね。





エジェクションポート。結構小さいですよね。ここにドラム式のホップダイヤルがあります。実銃ではここから45口径の空薬莢がポコポコ出てくるわけです。サブマシンガンの空薬莢が飛び散るのを見てるとなんか落ち着きません?

…私だけですかね?





今更ですが反対側からも。





バッテリーはバットストックのネジをはずし、ラージバッテリーを収納。

……のはずなんですが、コネクターがおさまりません。変換コネクターをつかって、ミニバッテリーを収納する方がいいでしょう。





M1928はストックもグリップも大きく、日本人にはちょっと辛いものがあります。幸い私は体格に恵まれているので、特に問題なく扱えます。身長170はないとちょっと辛いと思います。ただ、バットストックが滑りやすいのが難点。まあ、それも味ですよね。

ちなみに買ったときはフロント部分のネジがゆるく、銃身が左右にガタつきました。ネジを締めたらしっかりつきましたが、いずれ隙間にスペーサーを仕込みたいと思います。





説明書です。キングアームズはこれよりも前にM1A1を出していて、M1928ではそれに加えてM1928専用の小さな冊子が入ってます。


さて、試射した結果ですが、ギアノイズもなく、ブローバックも快調でいい感じです。金属音がまじっていい意味でうるさいです。さすがはタイプライター。

初速はまだ測ってませんが、初速表をみる限り89m/sくらいでしょうか。十分出てますね。

一応買った海外製電動ガンは全てホップパッキンをシステマのものに変えてるので、それだけやりたいと思います。10月にサバゲも控えてますし。

分解レビューは知る限り他にないので、手探りで作業を進めていきたいと思います(ピストン連動のブローバックがどんなものかまったくわからないので)。


正直、いまの銃と比べたら扱いづらいし、この金額(四万でした)だすなら次世代電動ガンの方が…って思う人がいるかもしれません。

でも、これはそういう銃じゃないんです。愛でて、感じて、楽しむ銃です。私はそういう銃が大好きです(実はVショーで一目惚れしたG&GのM1903と迷っていた)。


長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうごいます。
それでは、今日はこの辺で。




  


Posted by アーデルハイト at 17:08Comments(0)KingArms M1928 EBB