2015年06月14日
クレイモアバッグ
こんちは。アーデルハイトです。
突然ですが、肋骨が折れました。
折れたと言ってもぽっきり逝ったわけではなく、裂けて変形してしまったという感じですが。
原因は先々週の風邪。前回「あばらが痛い」と書いていたのを覚えていらっしゃいますでしょうか。筋肉痛的なものかなと思っていたのですが、日を追うごとに痛みがひどくなっていったので、「これは骨が軟骨が逝ってるかもしれない」と先週整形外科に行ったら骨折と診断されました。
にしても咳が原因で骨折だなんてひどいですよね。病院で「本当にぶつけたりしてないんだよね?」と聞かれました。一切ぶつけてません。だいたい骨裂けてましたからね。筋肉に負けて骨があぼーんですよ。
別に筋肉がやばいとかそういうのではなくて逆で、骨が弱いんですよね。リアルに骨密度が低いです。中学の時ですが、一度骨密度の検査をしたことがあって、「成人男性でこの値だと骨粗しょう症」と言われてそのまま来てます。パッと見体格はいい方なのですが、骨はスッカスカなので皆さん優しくしてね。
というわけでやっぱり相変わらず前置きが長く、安静のためサバゲにも行けず、これは溜まっている装備品の紹介をすべきだなと確信したので……
今回はこちらをご紹介。米軍のM18A1クレイモアバッグです。
クレイモアバッグには前期型後期型があるそうなのですが、これはどっちなんでしょう。分かるという方はご教授願います。
<追記:2015.8.15>
前期・後期の件ですが、所有の物はボタンの中央に窪みのある後期型だそうです。さらにペンをさすような様な物がついているのも特徴とのこと。
しかしながら窪みのあるボタンでペンさしが無いという過渡期的なものもあるそうです。
コメントをくださったDSA167さん。ありがとうございました。
クレイモアバッグは名前からわかるように、M18クレイモア地雷を収納するバッグです。
クレイモアは有名ですよね。映画やゲームによく出てきますし。中には鉄球と炸薬が入っていて、爆発すると大量の鉄球が勢いよくばら撒かれるというものです。なので車輌にはあまり効果はなく、対人用です。リモコン式やセンサー式、ワイヤートラップ、時限式などで使用できます。
紛争地帯などでは無秩序に埋設された地雷によって民間人が死傷するという事例が多数あり、いまは対人地雷全面禁止条約というものがあります。このクレイモア地雷も規制対象です(リモコン式のものはその特性上規制対象外)。
なんで条約の話が出たのかというと、日本もこの条約の締約国で、2003年に訓練用を除いた規制対象の最後の地雷を破棄しました。実はこのニュース見てたんですよね。当時の小泉元首相の立会いの元、水槽のようなものの中で地雷が爆破され、「あぁ、日本にはもう地雷はないんだ」と、子供ながらに「これで日本にいる限りは地雷で足を吹き飛ばされることはないんだな」と思ったせいか、いまでもよく覚えています(何度も言いますが、クレイモアに関してはリモコン式のものは規制対象外なので自衛隊が保有しています)。
話をクレイモアバッグに戻しましょう。スナップを外すと、この通りクレイモアが二つ入れられるようになっています。上の方についている緑色のものは何かというと……
クレイモア取り扱いマニュアル。地味にすごくないですかこれ(兵器のマニュアルというものがこれが初めて)。
訓練が不十分でも、確実に扱えるようにという配慮だそうです。危ないですからね。このマニュアルを見ながら設置すれば安心。かどうかは知らない。
使い終わった後のクレイモアバッグはどうするのかというと、兵士の任意で捨てても持っててもよかったそうです。元々使い捨てとして作られたものなんだとか。
「これが出てくるなら、次に出てくるのはクレイモア(のトイガン?)だろ」というのが自然な流れですが、残念ながらクレイモアは持ってません(トイガンとして発売はされてます)。
じゃあなんで買ったの?っていう話になるわけですね。もちろん意味もなく買ったわけではありません。
このために買いました。M79(いずれ紹介します)に使うモスカート収納袋として使ってます。ちょうど口が二つあるので、一方に未使用の弾、もう一方に使用済みの弾を収納するとちょうどいいのです。
前に「兵士の任意で捨てても持っててもよかった」と書きましたが、捨てるのはまあいいとして、持っておく場合「じゃあ何に使ってたの?」というと、その使用法の一つがこんな感じにM79射手のグレネード弾入れとして使うことなんです。
一応ちゃんと専用のグレネード弾バンダリアもあるのですが、バンダリアにみっちりつめるほどモスカートを買うつもりはないし、使用済みの弾を収納する必要もあるし、どうしようかと悩んでいたところでこれを見つけましたので買いました。モスカートに限らず、使用済みの小銃用弾倉の収納にもいいよなと思っていたのですが、実際のところその用途としては使ってません。
なくても問題ないような使い方をしてるので(というかショートマガジンゆえコンパクトなので30連より邪魔になりづらい)。
というわけで今回は以上です。次は何の記事を書こうかな……M79かな……。
それでは、今日はこの辺で。
突然ですが、肋骨が折れました。
折れたと言ってもぽっきり逝ったわけではなく、裂けて変形してしまったという感じですが。
原因は先々週の風邪。前回「あばらが痛い」と書いていたのを覚えていらっしゃいますでしょうか。筋肉痛的なものかなと思っていたのですが、日を追うごとに痛みがひどくなっていったので、「これは骨が軟骨が逝ってるかもしれない」と先週整形外科に行ったら骨折と診断されました。
にしても咳が原因で骨折だなんてひどいですよね。病院で「本当にぶつけたりしてないんだよね?」と聞かれました。一切ぶつけてません。だいたい骨裂けてましたからね。筋肉に負けて骨があぼーんですよ。
別に筋肉がやばいとかそういうのではなくて逆で、骨が弱いんですよね。リアルに骨密度が低いです。中学の時ですが、一度骨密度の検査をしたことがあって、「成人男性でこの値だと骨粗しょう症」と言われてそのまま来てます。パッと見体格はいい方なのですが、骨はスッカスカなので皆さん優しくしてね。
というわけでやっぱり相変わらず前置きが長く、安静のためサバゲにも行けず、これは溜まっている装備品の紹介をすべきだなと確信したので……
今回はこちらをご紹介。米軍のM18A1クレイモアバッグです。
クレイモアバッグには前期型後期型があるそうなのですが、これはどっちなんでしょう。分かるという方はご教授願います。
<追記:2015.8.15>
前期・後期の件ですが、所有の物はボタンの中央に窪みのある後期型だそうです。さらにペンをさすような様な物がついているのも特徴とのこと。
しかしながら窪みのあるボタンでペンさしが無いという過渡期的なものもあるそうです。
コメントをくださったDSA167さん。ありがとうございました。
クレイモアバッグは名前からわかるように、M18クレイモア地雷を収納するバッグです。
クレイモアは有名ですよね。映画やゲームによく出てきますし。中には鉄球と炸薬が入っていて、爆発すると大量の鉄球が勢いよくばら撒かれるというものです。なので車輌にはあまり効果はなく、対人用です。リモコン式やセンサー式、ワイヤートラップ、時限式などで使用できます。
紛争地帯などでは無秩序に埋設された地雷によって民間人が死傷するという事例が多数あり、いまは対人地雷全面禁止条約というものがあります。このクレイモア地雷も規制対象です(リモコン式のものはその特性上規制対象外)。
なんで条約の話が出たのかというと、日本もこの条約の締約国で、2003年に訓練用を除いた規制対象の最後の地雷を破棄しました。実はこのニュース見てたんですよね。当時の小泉元首相の立会いの元、水槽のようなものの中で地雷が爆破され、「あぁ、日本にはもう地雷はないんだ」と、子供ながらに「これで日本にいる限りは地雷で足を吹き飛ばされることはないんだな」と思ったせいか、いまでもよく覚えています(何度も言いますが、クレイモアに関してはリモコン式のものは規制対象外なので自衛隊が保有しています)。
話をクレイモアバッグに戻しましょう。スナップを外すと、この通りクレイモアが二つ入れられるようになっています。上の方についている緑色のものは何かというと……
クレイモア取り扱いマニュアル。地味にすごくないですかこれ(兵器のマニュアルというものがこれが初めて)。
訓練が不十分でも、確実に扱えるようにという配慮だそうです。危ないですからね。このマニュアルを見ながら設置すれば安心。かどうかは知らない。
使い終わった後のクレイモアバッグはどうするのかというと、兵士の任意で捨てても持っててもよかったそうです。元々使い捨てとして作られたものなんだとか。
「これが出てくるなら、次に出てくるのはクレイモア(のトイガン?)だろ」というのが自然な流れですが、残念ながらクレイモアは持ってません(トイガンとして発売はされてます)。
じゃあなんで買ったの?っていう話になるわけですね。もちろん意味もなく買ったわけではありません。
このために買いました。M79(いずれ紹介します)に使うモスカート収納袋として使ってます。ちょうど口が二つあるので、一方に未使用の弾、もう一方に使用済みの弾を収納するとちょうどいいのです。
前に「兵士の任意で捨てても持っててもよかった」と書きましたが、捨てるのはまあいいとして、持っておく場合「じゃあ何に使ってたの?」というと、その使用法の一つがこんな感じにM79射手のグレネード弾入れとして使うことなんです。
一応ちゃんと専用のグレネード弾バンダリアもあるのですが、バンダリアにみっちりつめるほどモスカートを買うつもりはないし、使用済みの弾を収納する必要もあるし、どうしようかと悩んでいたところでこれを見つけましたので買いました。モスカートに限らず、使用済みの小銃用弾倉の収納にもいいよなと思っていたのですが、実際のところその用途としては使ってません。
なくても問題ないような使い方をしてるので(というかショートマガジンゆえコンパクトなので30連より邪魔になりづらい)。
というわけで今回は以上です。次は何の記事を書こうかな……M79かな……。
それでは、今日はこの辺で。
Posted by アーデルハイト at 09:07│Comments(2)
│ナム戦装備アメリカ陸軍
この記事へのコメント
こんばんは
前期・後期の件ですが
写真の物はドットボタンの中央に凹のある
後期型と呼ばれております。
あと、前期型はペン差しの様な物はついていない
場合が多いです。
だだ、凹ボタンでペン差しが無いなど、中間的な物も
有ります。
詳しく記述された資料は見た事がないので
まだはっきりした事は分かりません。
分からない事が多いのがナム装備での魅力でもありますよね。
また一緒に楽しみましょう!
前期・後期の件ですが
写真の物はドットボタンの中央に凹のある
後期型と呼ばれております。
あと、前期型はペン差しの様な物はついていない
場合が多いです。
だだ、凹ボタンでペン差しが無いなど、中間的な物も
有ります。
詳しく記述された資料は見た事がないので
まだはっきりした事は分かりません。
分からない事が多いのがナム装備での魅力でもありますよね。
また一緒に楽しみましょう!
Posted by DSA167 at 2015年08月03日 01:25
なるほど、見分けポイントのご教授ありがとうございます。
早速記事の方に追記させていただきますm(_ _)m
早速記事の方に追記させていただきますm(_ _)m
Posted by アーデルハイト at 2015年08月15日 16:04