2014年11月03日
G&P M16VN
こんにちは。アーデルハイトです。
非リアな俺に後輩(女)と先輩(女)が紹介したい子がいるといい、後輩の方は紹介してもらったんですが、Twitterとかブログとか一方的に発信するのはいいんですけど、LINEとかって難しいですね。会話を続けようとすることにストレスを感じるタイプです。
もっとも女慣れしてない&知り合ったばっかってのが大きいんでしょうけど、大学の同期とかはもっとガンガン攻めてるので、よくできるなーと思います。私は無理ですね。
さてさて、本題に移りまして、今回はこちら
前からちょくちょく話に出してたG&PのM16VNです。
開発したアーマライト社的にはAR-15ですね。ARはアサルトライフルの略じゃないですよ?アーマライトライフルの略です。時々勘違いしている人がいるのでご注意を。
ちなみにSR-25のSRもスナイパーライフルではなく、ストーナーライフルです。
フルメタルなので、マルイのM16のように使ってるうちに歪んでくるとかそういうのはないです。剛性が高くとてもしっかりしています。
セレクターはセイフ、セミ、フル。M16シリーズはA1、A3がフルオート。A2、A4は3バーストで撃てるようになってます。
エジェクションポートから。結構使ってるので、傷だらけですね。
分解する際は前方のピンを外せば上下に分割できるのですが、このピンがちょっと特殊で3分割構造になってまして、イモネジを締めて噛みこませることで固定してます。おかげで脱落もせず、がたつくこともないのですが、最初このことを知らず、ピンを叩きまくったらマガジンハウジング前面にちょっとクラックが入りました……。
ベトナム戦争期に使われたM16にはM16、XM16E1、M16A1、Mk4 mod0の4種類がありまして、それぞれ空軍採用モデル、陸軍試験モデル、陸軍採用モデル、特殊部隊向け消音モデルとなっています。G&PのM16 VNは空軍採用モデルのM16をモデルアップしているので、実は陸軍装備な自分とは合ってなかったりするのですが……。このつるっとしたレシーバー側面好きなんですけどね。
じゃあ他のはどんな外見なの?というと、XM16E1は「閉鎖不良を起こしたときのためにボルトハンドルのようなものがないと採用しない」というので、先に運用していた空軍では不要とされ、開発者のユージン・ストーナーもその必要はないといいながらも、M16に渋々ボルトフォワードアシストを追加したのがXM16E1ということになります。
このXM16E1の試験運用の結果、「チューリップハイだーがジャングルではひっかかるんじゃ」というのを受け、バードゲージフラッシュハイダーに変え、バットストックをクリーニングキットが収納できるものに変え、マガジンキャッチ周辺に補強リブが加えられたのがおなじみのM16A1です。
マガジンキャッチ周辺の補強リブってなに?と思われる方がいるかもしれませんが、もし今のM4とかM16とか持ってたら、先ほどの画像と自分の銃のマガジンキャッチを見比べてもらえばどういうことかわかると思います。
ちなみにマルイが出してるM16VNは、フラッシュハイダーがバードゲージで、ボルトフォワードアシストがあるのでXM16E1かと思いきや、この補強リブがあるためにちょっと変なM16ということになります。もっともG&PのM16VNも細かいところでツッコミどころがあるそうですが……
まとめると、このM16にボルトフォワードアシストを追加したのがXM16E1、バードゲージフラッシュハイダー、クリーニングキット収納可能なバットストック、マガジンキャッチの補強リブが追加されたのがM16A1、消音器つきのがMk4 Mod0ということになります。別に覚えてても何の役にも立ちません。
M16はそれまでの木と鉄でできたライフルから打って変わったおもちゃのようなデザインのため、「マテルのおもちゃ」と揶揄されたり、未来的な銃だからメンテナンスフリーだと勘違いされたり、M16に取って代わられたM14の7.62mm用の弾薬の火薬を使ってしまったがために動作不良が多発して兵士に嫌われたりと散々な扱いを受けていましたが、いまでもそのバリエーションモデルが世界中で使われている自動小銃となりました。
トイガンの方に話を戻して、マルイのとは違ってチャージングハンドルを引いてボルトを開くことができます。カバーはリアル形状のためとじることはできませんが、メカボとボルト(の形をしたただの板)を除けば閉じることは可能です。
赤いのがチャンバーですが、マルイの旧ホップと同じ形状で、以前話した通りホップのかかりが弱いです。押しゴムを2点保持タイプのものに変えてみましたが、チャンバーパッキンは通常の突起のあるもののままというやっつけ仕事なので弾道がひどいです。ストライクチャンバーを導入すれば解決しそうですが、まだ買ってません。
ちなみにメカボはネジ穴が舐めてしまっているため開きません。壊れたらなんとかします。ちょっと手のかかる子です。ですが、ハイスピードモーターのおかげかセミオートのレスポンスはいいです。
キャリングハンドル、およびリアサイト。A2からはキャリングハンドルは取り外せるようになりましたが、最初はこの通り固定(というか一体化)されてます。光学機器は、特殊な人たちがコルトスコープという低倍率スコープをこのキャリングハンドルに取り付けていたようです。
リアサイトは調整可能で、遠近2種類のピープサイトですが、スプリングのテンションが固く、無理に切り替えたらサイトが折れそうなので変えられません。
放熱板とガスチューブ。マルイのだと放熱板は再現されてないそうですね。これがあるかないかで結構見た目が変わってきます。キラキラ光っててかっこいいです。
M16の作動方式はリュングマン式といい、銃身内を通った発射ガスの一部がフロントサイトポストからこのガスチューブを通り、直接ボルトキャリアに発射ガスを吹き付けることで作動させています。AK47のガスピストン方式と違ってピストンがないため、(そもそもAKとは口径の違いなどがありますが)精度がいいとされています。
ところでなんでリュングマンって言うんですかね。リュングマンさんが考案したからなのでしょうか?知らないですけどね、リュングマンさん。
そしてはい!着剣!つよそう!(こなみ)
前にも銃剣の記事で書いたかもしれませんが、寸法が若干違うのか最初は着剣できなかったので、着剣ラグを少し削りました。
ちなみにチームの人がトレポンを持っているので試しにそっちでもつけてみようとしてましたが、やはりちょっと大きさが違うのか着剣できませんでした。
長い銃ってやっぱりいいですよね。M16に慣れてしまった私はM4を持つと短くてなんだか頼りない印象を受けます。
長いは正義。
というわけで、今日はこの辺で。
非リアな俺に後輩(女)と先輩(女)が紹介したい子がいるといい、後輩の方は紹介してもらったんですが、Twitterとかブログとか一方的に発信するのはいいんですけど、LINEとかって難しいですね。会話を続けようとすることにストレスを感じるタイプです。
もっとも女慣れしてない&知り合ったばっかってのが大きいんでしょうけど、大学の同期とかはもっとガンガン攻めてるので、よくできるなーと思います。私は無理ですね。
さてさて、本題に移りまして、今回はこちら
前からちょくちょく話に出してたG&PのM16VNです。
開発したアーマライト社的にはAR-15ですね。ARはアサルトライフルの略じゃないですよ?アーマライトライフルの略です。時々勘違いしている人がいるのでご注意を。
ちなみにSR-25のSRもスナイパーライフルではなく、ストーナーライフルです。
フルメタルなので、マルイのM16のように使ってるうちに歪んでくるとかそういうのはないです。剛性が高くとてもしっかりしています。
セレクターはセイフ、セミ、フル。M16シリーズはA1、A3がフルオート。A2、A4は3バーストで撃てるようになってます。
エジェクションポートから。結構使ってるので、傷だらけですね。
分解する際は前方のピンを外せば上下に分割できるのですが、このピンがちょっと特殊で3分割構造になってまして、イモネジを締めて噛みこませることで固定してます。おかげで脱落もせず、がたつくこともないのですが、最初このことを知らず、ピンを叩きまくったらマガジンハウジング前面にちょっとクラックが入りました……。
ベトナム戦争期に使われたM16にはM16、XM16E1、M16A1、Mk4 mod0の4種類がありまして、それぞれ空軍採用モデル、陸軍試験モデル、陸軍採用モデル、特殊部隊向け消音モデルとなっています。G&PのM16 VNは空軍採用モデルのM16をモデルアップしているので、実は陸軍装備な自分とは合ってなかったりするのですが……。このつるっとしたレシーバー側面好きなんですけどね。
じゃあ他のはどんな外見なの?というと、XM16E1は「閉鎖不良を起こしたときのためにボルトハンドルのようなものがないと採用しない」というので、先に運用していた空軍では不要とされ、開発者のユージン・ストーナーもその必要はないといいながらも、M16に渋々ボルトフォワードアシストを追加したのがXM16E1ということになります。
このXM16E1の試験運用の結果、「チューリップハイだーがジャングルではひっかかるんじゃ」というのを受け、バードゲージフラッシュハイダーに変え、バットストックをクリーニングキットが収納できるものに変え、マガジンキャッチ周辺に補強リブが加えられたのがおなじみのM16A1です。
マガジンキャッチ周辺の補強リブってなに?と思われる方がいるかもしれませんが、もし今のM4とかM16とか持ってたら、先ほどの画像と自分の銃のマガジンキャッチを見比べてもらえばどういうことかわかると思います。
ちなみにマルイが出してるM16VNは、フラッシュハイダーがバードゲージで、ボルトフォワードアシストがあるのでXM16E1かと思いきや、この補強リブがあるためにちょっと変なM16ということになります。もっともG&PのM16VNも細かいところでツッコミどころがあるそうですが……
まとめると、このM16にボルトフォワードアシストを追加したのがXM16E1、バードゲージフラッシュハイダー、クリーニングキット収納可能なバットストック、マガジンキャッチの補強リブが追加されたのがM16A1、消音器つきのがMk4 Mod0ということになります。別に覚えてても何の役にも立ちません。
M16はそれまでの木と鉄でできたライフルから打って変わったおもちゃのようなデザインのため、「マテルのおもちゃ」と揶揄されたり、未来的な銃だからメンテナンスフリーだと勘違いされたり、M16に取って代わられたM14の7.62mm用の弾薬の火薬を使ってしまったがために動作不良が多発して兵士に嫌われたりと散々な扱いを受けていましたが、いまでもそのバリエーションモデルが世界中で使われている自動小銃となりました。
トイガンの方に話を戻して、マルイのとは違ってチャージングハンドルを引いてボルトを開くことができます。カバーはリアル形状のためとじることはできませんが、メカボとボルト(の形をしたただの板)を除けば閉じることは可能です。
赤いのがチャンバーですが、マルイの旧ホップと同じ形状で、以前話した通りホップのかかりが弱いです。押しゴムを2点保持タイプのものに変えてみましたが、チャンバーパッキンは通常の突起のあるもののままというやっつけ仕事なので弾道がひどいです。ストライクチャンバーを導入すれば解決しそうですが、まだ買ってません。
ちなみにメカボはネジ穴が舐めてしまっているため開きません。壊れたらなんとかします。ちょっと手のかかる子です。ですが、ハイスピードモーターのおかげかセミオートのレスポンスはいいです。
キャリングハンドル、およびリアサイト。A2からはキャリングハンドルは取り外せるようになりましたが、最初はこの通り固定(というか一体化)されてます。光学機器は、特殊な人たちがコルトスコープという低倍率スコープをこのキャリングハンドルに取り付けていたようです。
リアサイトは調整可能で、遠近2種類のピープサイトですが、スプリングのテンションが固く、無理に切り替えたらサイトが折れそうなので変えられません。
放熱板とガスチューブ。マルイのだと放熱板は再現されてないそうですね。これがあるかないかで結構見た目が変わってきます。キラキラ光っててかっこいいです。
M16の作動方式はリュングマン式といい、銃身内を通った発射ガスの一部がフロントサイトポストからこのガスチューブを通り、直接ボルトキャリアに発射ガスを吹き付けることで作動させています。AK47のガスピストン方式と違ってピストンがないため、(そもそもAKとは口径の違いなどがありますが)精度がいいとされています。
ところでなんでリュングマンって言うんですかね。リュングマンさんが考案したからなのでしょうか?知らないですけどね、リュングマンさん。
そしてはい!着剣!つよそう!(こなみ)
前にも銃剣の記事で書いたかもしれませんが、寸法が若干違うのか最初は着剣できなかったので、着剣ラグを少し削りました。
ちなみにチームの人がトレポンを持っているので試しにそっちでもつけてみようとしてましたが、やはりちょっと大きさが違うのか着剣できませんでした。
長い銃ってやっぱりいいですよね。M16に慣れてしまった私はM4を持つと短くてなんだか頼りない印象を受けます。
長いは正義。
というわけで、今日はこの辺で。
2014年10月20日
2014,10,19 ホワイトベース
こんにちは。アーデルハイトです。
昨日は七月にBEAM定例会に参加して以来、一ヶ月の乗船や部活やらで全然できなかったサバゲがやっとできました。
今回はサバゲの話なので、いつもより文章多めです。
今回は、千葉県は白井市のホワイトベースでサバゲしてきました。
ホワイトベースは平らな地形の森林フィールドで、インドアのような緊張感が楽しめるコンテナ群があるのが特徴的なフィールドです。
はい、私です。このブログに自分の姿をアップするのは初めてですね。
背中から。
そして今回の得物はこちら。
上からM16、M1928、M79です。一番下のSCARは友人のものです。
画像には写ってませんが、この他に腰のホルスターにM1911A1、アモポーチにM26グレネードを2個装備しています。
M16はG&P製なのですが、チャンバーがマルイの旧M16と同じタイプなので、ホップの突き出し量が少ないです。クッションラバーを社外品に交換することで対応してますが、あまりよくはないですね。アサルトライフルなのにサブマシンガンより射程が短いです。遠距離の敵を撃つ機会が多いホワイトベースでは、結局一度も使いませんでした。
ストライクチャンバー導入するしかないかなぁ……。
M79は、先述のコンテナ戦で威力を発揮しました。3発カートリッジを持っているのですが、この日は1ゲームだけ投入して3発全て撃ちました。この3発中2発が命中しました。FPSゲーマーには嫌われそうな角待ち戦術で、こちらを狙おうと出てきた相手を確実に仕留めました。
ただ、単発なので一発撃ったあとの隙が大きく、味方がそばにいるときに使うのが賢い使い方ですね。もっともその時は裏から包囲してきた敵に援護してた味方がやられ、孤立してしまいましたが……。
そのときのための腰のガバメントなんですけどね。
外した一発は、コンテナ外で木と木の間から見えた敵に回り込む余裕もなくそのまま撃ち込みましたが、遮られてしまったようです。
自分はまだM79の扱いに慣れてないので、銃身を折って空カートリッジを取り出し、クレイモアバッグにしまって新しいカートリッジを取り出して装填という作業に10秒以上かかってしまいます。近距離での迎撃はたしかに強力ですが、この弱点を知ってる強いプレイヤーが相手だとリロードタイムを狙われます。味方がそばにいないときに一発撃つのがどれほどリスクが高いかがわかっていただけるかと。
ちなみにM79の直射での有効射程距離は10〜15mまでです。近づかないとまったく使えません。
M1911A1は、ハンドガン戦での活躍はなかったものの、通常戦でM79使用時のお守り、M1928使用時には弾切れの際一人を倒しました。
ハンドガンなんて基本飾りみたいなもんだと思ってるのですが、いざというとき使えるか使えないかで変わってきますね。
ただこの気候になると、すでにガバメントの動作が苦しいです。複列弾倉のものならまだ動くようですが、単列弾倉のガバメントは……。賛否両論ですが、CO2ガスガンがあれば……。マルシンがんば。
M26グレネードは、心理的な牽制にしかなりませんでしたが、十分でした。
トルネードと違って弾をばら撒かないので、屋外で下向きに激発すると全く無意味です。
ですがコンテナ内に投げ込んだ時、敵が「グレネード、グレネード!」と叫んで後退していったので、心理的な牽制にはなります。角待ちしてる相手なんかには特に有効なんじゃないでしょうか。
さて、今回から投入されたM1928。ストックは長く、さらに重いため、一緒に来ていた友人に持たせると「こんなの使えねーよwww」と言われてしまいました。
ですが、自分との相性はいいのか、敵40人中7人をで倒して生還することもありました。あとはとっておきの迎撃ポイントを見つけたことも大きいですね(どこかは内緒です)。
本来ある照準器は確かに使いづらいのですが、ボルトをリアサイトとして運用すると問題になりません。シューティングレンジの10mから徐々に距離を遠くして撃ってみても、35mまではどれも1発で直径15cmのプレートに命中させ、40mでは2発目で命中させられました。弾道も友人のマルイSCARと大差なく感じられます。
あと、特徴的なドラムマガジンについてですが、これは巻き上げ式なのですが巻き上げ量が多いのか、巻き上げ式ボックスマガジンより巻かなくてもはるかにたくさん撃てる……と思います。
あとはゼンマイが大きく、手のひらにあててぐるぐる回すとすぐに巻き上がるのですごく楽です。
また、フォアグリップから先の銃身が短く、フォアグリップを握る左手と銃身が一体であるかのように扱えるのもいい点ですね。
ブローバックについて、心地いいサウンドとリコイルで撃っていても楽しいのですが、こわれてしないかが心配ですね。不安になってお昼に一度分解して、ボルトがどんな構造か調べたのですが、ボルトハンドルがボルト基部の土台の上に別パーツとしてネジ止めされているだけでした。ボルト基部と土台は一体なので、意外と耐久性はあるかと思いますが、それでもスタンダードよりは耐久性が落ちてしまいます。仕方がないことですが、ブローバックキャンセルをどうするかで悩みます。あった方がはるかに楽しいので……。
最後にホワイトベースというフィールドについて少し。
ホワイトベースは長方形のフィールドなので、横方向から狙われることが多いです。あと、角からスタートするので、逆サイドの味方が少なくなりがちです。このため片側が前線を押し上げても、もう片側が敵を抑え込むのが精一杯で、せっかくあがっても横の敵に撃たれて数を減らしてしまいます(横方向の3分の2くらいは射程距離内)。
なので両方を見られる中央で敵を見張ると、味方の生存率はあがるかもしれません。
もっとも定例会そんな連携を期待する方が間違いですが、こんな特徴があるということを知ってるとちょっと違う……かも?
ちなみに、片側の前線が崩壊すると横から撃たれるようになるので、だめだと思ったら潔く後退して片側の援護に回るのがいいかと。
ホワイトベースは、進むか、留まるか、退くか、という状況判断能力が試されるフィールドだと思います。
それでは、今日はこの辺で。
タワー・オブ・マガズィン
昨日は七月にBEAM定例会に参加して以来、一ヶ月の乗船や部活やらで全然できなかったサバゲがやっとできました。
今回はサバゲの話なので、いつもより文章多めです。
今回は、千葉県は白井市のホワイトベースでサバゲしてきました。
ホワイトベースは平らな地形の森林フィールドで、インドアのような緊張感が楽しめるコンテナ群があるのが特徴的なフィールドです。
はい、私です。このブログに自分の姿をアップするのは初めてですね。
背中から。
そして今回の得物はこちら。
上からM16、M1928、M79です。一番下のSCARは友人のものです。
画像には写ってませんが、この他に腰のホルスターにM1911A1、アモポーチにM26グレネードを2個装備しています。
M16はG&P製なのですが、チャンバーがマルイの旧M16と同じタイプなので、ホップの突き出し量が少ないです。クッションラバーを社外品に交換することで対応してますが、あまりよくはないですね。アサルトライフルなのにサブマシンガンより射程が短いです。遠距離の敵を撃つ機会が多いホワイトベースでは、結局一度も使いませんでした。
ストライクチャンバー導入するしかないかなぁ……。
M79は、先述のコンテナ戦で威力を発揮しました。3発カートリッジを持っているのですが、この日は1ゲームだけ投入して3発全て撃ちました。この3発中2発が命中しました。FPSゲーマーには嫌われそうな角待ち戦術で、こちらを狙おうと出てきた相手を確実に仕留めました。
ただ、単発なので一発撃ったあとの隙が大きく、味方がそばにいるときに使うのが賢い使い方ですね。もっともその時は裏から包囲してきた敵に援護してた味方がやられ、孤立してしまいましたが……。
そのときのための腰のガバメントなんですけどね。
外した一発は、コンテナ外で木と木の間から見えた敵に回り込む余裕もなくそのまま撃ち込みましたが、遮られてしまったようです。
自分はまだM79の扱いに慣れてないので、銃身を折って空カートリッジを取り出し、クレイモアバッグにしまって新しいカートリッジを取り出して装填という作業に10秒以上かかってしまいます。近距離での迎撃はたしかに強力ですが、この弱点を知ってる強いプレイヤーが相手だとリロードタイムを狙われます。味方がそばにいないときに一発撃つのがどれほどリスクが高いかがわかっていただけるかと。
ちなみにM79の直射での有効射程距離は10〜15mまでです。近づかないとまったく使えません。
M1911A1は、ハンドガン戦での活躍はなかったものの、通常戦でM79使用時のお守り、M1928使用時には弾切れの際一人を倒しました。
ハンドガンなんて基本飾りみたいなもんだと思ってるのですが、いざというとき使えるか使えないかで変わってきますね。
ただこの気候になると、すでにガバメントの動作が苦しいです。複列弾倉のものならまだ動くようですが、単列弾倉のガバメントは……。賛否両論ですが、CO2ガスガンがあれば……。マルシンがんば。
M26グレネードは、心理的な牽制にしかなりませんでしたが、十分でした。
トルネードと違って弾をばら撒かないので、屋外で下向きに激発すると全く無意味です。
ですがコンテナ内に投げ込んだ時、敵が「グレネード、グレネード!」と叫んで後退していったので、心理的な牽制にはなります。角待ちしてる相手なんかには特に有効なんじゃないでしょうか。
さて、今回から投入されたM1928。ストックは長く、さらに重いため、一緒に来ていた友人に持たせると「こんなの使えねーよwww」と言われてしまいました。
ですが、自分との相性はいいのか、敵40人中7人をで倒して生還することもありました。あとはとっておきの迎撃ポイントを見つけたことも大きいですね(どこかは内緒です)。
本来ある照準器は確かに使いづらいのですが、ボルトをリアサイトとして運用すると問題になりません。シューティングレンジの10mから徐々に距離を遠くして撃ってみても、35mまではどれも1発で直径15cmのプレートに命中させ、40mでは2発目で命中させられました。弾道も友人のマルイSCARと大差なく感じられます。
あと、特徴的なドラムマガジンについてですが、これは巻き上げ式なのですが巻き上げ量が多いのか、巻き上げ式ボックスマガジンより巻かなくてもはるかにたくさん撃てる……と思います。
あとはゼンマイが大きく、手のひらにあててぐるぐる回すとすぐに巻き上がるのですごく楽です。
また、フォアグリップから先の銃身が短く、フォアグリップを握る左手と銃身が一体であるかのように扱えるのもいい点ですね。
ブローバックについて、心地いいサウンドとリコイルで撃っていても楽しいのですが、こわれてしないかが心配ですね。不安になってお昼に一度分解して、ボルトがどんな構造か調べたのですが、ボルトハンドルがボルト基部の土台の上に別パーツとしてネジ止めされているだけでした。ボルト基部と土台は一体なので、意外と耐久性はあるかと思いますが、それでもスタンダードよりは耐久性が落ちてしまいます。仕方がないことですが、ブローバックキャンセルをどうするかで悩みます。あった方がはるかに楽しいので……。
最後にホワイトベースというフィールドについて少し。
ホワイトベースは長方形のフィールドなので、横方向から狙われることが多いです。あと、角からスタートするので、逆サイドの味方が少なくなりがちです。このため片側が前線を押し上げても、もう片側が敵を抑え込むのが精一杯で、せっかくあがっても横の敵に撃たれて数を減らしてしまいます(横方向の3分の2くらいは射程距離内)。
なので両方を見られる中央で敵を見張ると、味方の生存率はあがるかもしれません。
もっとも定例会そんな連携を期待する方が間違いですが、こんな特徴があるということを知ってるとちょっと違う……かも?
ちなみに、片側の前線が崩壊すると横から撃たれるようになるので、だめだと思ったら潔く後退して片側の援護に回るのがいいかと。
ホワイトベースは、進むか、留まるか、退くか、という状況判断能力が試されるフィールドだと思います。
それでは、今日はこの辺で。
タワー・オブ・マガズィン
2014年10月09日
UH-1 ヒューイ
こんにちは。アーデルハイトです。
部活の関係でここ二ヶ月ほど休日がクソ忙しいです。それで疲れ切ってしまったのか、風邪をひいてダウンしてました。バカは風邪ひかないそうなので、どうやら私はバカではないようです。
あと、後期で大学の卒業単位すべてとれそうなのでうれしいです。
さて、今日は本当は前回ちらっと登場したM16の記事を書きたかったのですが、写真を撮ってないのでいずれ書こうと思っていたこの兵器について書こうと思います。もっとも、小火器以外の兵器ってあまり詳しくないので関係ない話多めになりますが……。
それではどうぞ。
ヘリの戦争とも言われたベトナム戦争、そのベトナム戦争で大活躍したUH-1、通称ヒューイです。
ヒューイの後継がUH-60、通称ブラックホークです。リドリー・スコット監督のブラックホーク・ダウンであまりにも有名ですね。
アメリカ陸軍では、1956年から運用を開始し、主に輸送を目的に使用されました。
ヘリコプターは陸路を行く自動車や、大きな滑走路が必要な飛行機と違い、ちょっとした平地に着陸でき、空を飛ぶので山などの地形の影響を受けないメリットがあり、ジャングルだらけのベトナムの戦場では重宝しました。
ただ、当時は着陸拠点の確保をするためになにもないところに砲撃をしていたため、ベトコン、北ベトナム正規軍からしてみれば、「ここに来るでー」と知らせてくれているようなもので、待ち伏せに遭うケースも珍しくなかったとか。
自衛用火器として、ドアガンを装備していました。当時は写真のようなM60の航空機内マウント型がよく用いられました。後期になるとミニガンも使用されてたと思います。最近でも時々話を聞きますが、航空機による誤射がこの頃から頻発し、映画ハンバーガーヒルではこれが味方に向けて火を吹くシーンがあります。「やめろー!!!」と叫ぶシーンがなんというかとても悲惨で、記憶に残るくらいインパクトがありました。
ヒューイは飛行能力に優れていたため、後にガンシップとしても使用されるようになりました。ワンス・アンド・フォーエバーにも印象的に登場したロケットポッドや機銃を装備したものですね。このような武装をサブシステムといい、それぞれちゃんと名前があるのですがここでは省きます。
大活躍したヒューイですが、戦車などと違い装甲が薄いため、小火器による攻撃で乗員が死傷することもよくありました。股間にヘルメットを置く兵士もいたそうで、これは「息子を守るため」だそうです。この「息子ガード」は地獄の黙示録で出てきます。
……「息子」が撃たれたらなんて想像したくもない。
どうでもいいですけど、最近みた「テッド」で、摘出したある有名人の「片側の息子」を金属で固めて飾ってる変人がいましたね。まったく理解できないですが、曰く「タマには(見るのも)いい」そうで。タマだけに。……ほんとにあるのかな、そんなもの。
また、墜落させられた機体も少なくなく、多くの兵が犠牲になりました。「ゴースト」という海外ドラマ(韓国版とアメリカ版があるらしいですが、ここではアメリカ版の話)があるのですが、その第一話がベトナム戦争で死んだ兵士の話でした。
ゴーストはどんな話かというと、ゴーストすなわち霊が見える、話ができる主人公が、不本意ながらも霊の「この世の心残り」を解消させ、成仏させていくというストーリーで、第一話の兵士の話は、主人公の元を訪れた兵士が「自分(の遺体)を見つけてほしい。顔も見ていない息子に会いたい」と懇願し、あまり乗り気ではなかった主人公(霊が見えるなんて言っても、誰も信じてくれないため)が、兵士やその家族のために努力するという話です。途中兵士が死ぬシーンがあるのですが、死んだ原因がヘリの墜落でした。
半世紀以上前に登場したヒューイですが、いまでも現役で、しかもわが国でも馴染みのあるヘリです。UH-1Jとして、自衛隊で運用されています。機体に日の丸があるの、わかりますか?
先日発生した御嶽山噴火でも、UH-1Jが出動しています。新聞で生存者の記事を読みましたが、壮絶ですね。イメージできても、それが現実に起こったこととはとても思えません。亡くなった方々にお悔やみ申し上げます。
自分がかつて通っていた高校の近くに自衛隊の駐屯地があり、ヘリも飛んでいました。授業中、エンジン音がすると窓の外を飛ぶヘリをぼんやり眺めていました。いま思うと贅沢でしたね。駐屯地祭行けばよかった。生物の先生が、かつて学校に戦車を呼ぼうとしたそうです(冗談でしょうけど)。ヘリ乗ってみたいなぁ。
写真は編隊飛行中。ヒューイといったら編隊飛行ですよ。前にも書きましたが、地獄の黙示録の編隊飛行のシーン。超かっこいいんでみてください。
関係ない話が多くなりましたが、これ以上ネタがないのでこれくらいで。ヒューイ好きなので、BF3でヒューイがあるとそればかり飛ばしてます。それくらい好きです。
それでは、今日はこの辺で。
部活の関係でここ二ヶ月ほど休日がクソ忙しいです。それで疲れ切ってしまったのか、風邪をひいてダウンしてました。バカは風邪ひかないそうなので、どうやら私はバカではないようです。
あと、後期で大学の卒業単位すべてとれそうなのでうれしいです。
さて、今日は本当は前回ちらっと登場したM16の記事を書きたかったのですが、写真を撮ってないのでいずれ書こうと思っていたこの兵器について書こうと思います。もっとも、小火器以外の兵器ってあまり詳しくないので関係ない話多めになりますが……。
それではどうぞ。
ヘリの戦争とも言われたベトナム戦争、そのベトナム戦争で大活躍したUH-1、通称ヒューイです。
ヒューイの後継がUH-60、通称ブラックホークです。リドリー・スコット監督のブラックホーク・ダウンであまりにも有名ですね。
アメリカ陸軍では、1956年から運用を開始し、主に輸送を目的に使用されました。
ヘリコプターは陸路を行く自動車や、大きな滑走路が必要な飛行機と違い、ちょっとした平地に着陸でき、空を飛ぶので山などの地形の影響を受けないメリットがあり、ジャングルだらけのベトナムの戦場では重宝しました。
ただ、当時は着陸拠点の確保をするためになにもないところに砲撃をしていたため、ベトコン、北ベトナム正規軍からしてみれば、「ここに来るでー」と知らせてくれているようなもので、待ち伏せに遭うケースも珍しくなかったとか。
自衛用火器として、ドアガンを装備していました。当時は写真のようなM60の航空機内マウント型がよく用いられました。後期になるとミニガンも使用されてたと思います。最近でも時々話を聞きますが、航空機による誤射がこの頃から頻発し、映画ハンバーガーヒルではこれが味方に向けて火を吹くシーンがあります。「やめろー!!!」と叫ぶシーンがなんというかとても悲惨で、記憶に残るくらいインパクトがありました。
ヒューイは飛行能力に優れていたため、後にガンシップとしても使用されるようになりました。ワンス・アンド・フォーエバーにも印象的に登場したロケットポッドや機銃を装備したものですね。このような武装をサブシステムといい、それぞれちゃんと名前があるのですがここでは省きます。
大活躍したヒューイですが、戦車などと違い装甲が薄いため、小火器による攻撃で乗員が死傷することもよくありました。股間にヘルメットを置く兵士もいたそうで、これは「息子を守るため」だそうです。この「息子ガード」は地獄の黙示録で出てきます。
……「息子」が撃たれたらなんて想像したくもない。
どうでもいいですけど、最近みた「テッド」で、摘出したある有名人の「片側の息子」を金属で固めて飾ってる変人がいましたね。まったく理解できないですが、曰く「タマには(見るのも)いい」そうで。タマだけに。……ほんとにあるのかな、そんなもの。
また、墜落させられた機体も少なくなく、多くの兵が犠牲になりました。「ゴースト」という海外ドラマ(韓国版とアメリカ版があるらしいですが、ここではアメリカ版の話)があるのですが、その第一話がベトナム戦争で死んだ兵士の話でした。
ゴーストはどんな話かというと、ゴーストすなわち霊が見える、話ができる主人公が、不本意ながらも霊の「この世の心残り」を解消させ、成仏させていくというストーリーで、第一話の兵士の話は、主人公の元を訪れた兵士が「自分(の遺体)を見つけてほしい。顔も見ていない息子に会いたい」と懇願し、あまり乗り気ではなかった主人公(霊が見えるなんて言っても、誰も信じてくれないため)が、兵士やその家族のために努力するという話です。途中兵士が死ぬシーンがあるのですが、死んだ原因がヘリの墜落でした。
半世紀以上前に登場したヒューイですが、いまでも現役で、しかもわが国でも馴染みのあるヘリです。UH-1Jとして、自衛隊で運用されています。機体に日の丸があるの、わかりますか?
先日発生した御嶽山噴火でも、UH-1Jが出動しています。新聞で生存者の記事を読みましたが、壮絶ですね。イメージできても、それが現実に起こったこととはとても思えません。亡くなった方々にお悔やみ申し上げます。
自分がかつて通っていた高校の近くに自衛隊の駐屯地があり、ヘリも飛んでいました。授業中、エンジン音がすると窓の外を飛ぶヘリをぼんやり眺めていました。いま思うと贅沢でしたね。駐屯地祭行けばよかった。生物の先生が、かつて学校に戦車を呼ぼうとしたそうです(冗談でしょうけど)。ヘリ乗ってみたいなぁ。
写真は編隊飛行中。ヒューイといったら編隊飛行ですよ。前にも書きましたが、地獄の黙示録の編隊飛行のシーン。超かっこいいんでみてください。
関係ない話が多くなりましたが、これ以上ネタがないのでこれくらいで。ヒューイ好きなので、BF3でヒューイがあるとそればかり飛ばしてます。それくらい好きです。
それでは、今日はこの辺で。
Posted by アーデルハイト at
10:11
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2014年10月03日
キングアームズ M1928 ブローバック その2
こんにちは。アーデルハイトです。
昨日は借りてきたDVDをみていました。タイトルは「LAギャングストーリー」。
舞台は1949年のロサンゼルス、まるでギャングな警官たちが、街を支配するマフィアをぶっ潰すという勧善懲悪のストーリー。
敵も味方も個性的なキャラクターばかりで、見ていて退屈しません。カーチェイスシーンがすごくいいですね、あの時代の渋い車での銃撃戦は他ではなかなか見られないので一見の価値ありです。
さて、このポスターにも写ってますが、LAギャングストーリーでトンプソン熱を高め、(そのあとデンキ街を見てから)M1928の分解をしました。
基本的にはマルイトンプソンとかと同じ分解方法です。まずは画像のストック根元にある二本のネジを外します。
するとストックが外れます。ここがマルイトンプソンと従来のキングアームズトンプソンと違うところなのですが、ストックとフレームの間には端子がありません。そのままするすると引き出しちゃって大丈夫です。フレーム内部に端子があり、長さも十分とられてるので断線しにくそうです。
ストックを外したら、画像のドライバーで示したボタンを押します。ドライバーで押す必要はありません。指で押しながらロアフレームを後ろに引きます。このボタンでとめているだけですが、しっかりしてるのでガタはほぼないです。
ボタンを押しながらロアレシーバーを引くと、この位置で一度ひっかかります。最初なんかやらかしたかと思いましたが、なんてことはない、後端側から見て一番手前の穴にさっき押したボタンがはまってるだけです。その穴にドライバーを突っ込んでボタンを押しながらさらにレシーバーを引きます。ある程度引くと止まるので、そのままぱかっとレシーバーを外しちゃいます。
この通り上下に分割できました。
一番気になってたブローバックエンジンはこんな感じ。エンジンというほどたいしたものでもないですけどね。ボルトカバーの下部にある突起が、メカボックスの切り欠きから後退してくるピストンに押されてブローバックするみたいです。
実際に試していないのですが、ボルトカバーの突起は別パーツで、二本の六角ネジで止めてあるように見えます。このネジを外せば突起がはずれ、ブローバックキャンセルできるようになってるみたいです。
メカボックスや外装へのダメージが大きそうなので、サバゲするならキャンセルしたほうがいいのですが……ブローバック楽しいのでそのまま使います。壊れたらそのときキャンセルすればいいや。
壊れるとしたら、突起かピストンかちょこんと突き出したボルトですね。
チャンバーです。両側の小さいプラスネジを外すとするりと抜けます。これ自体はマルイのコピーで特筆することはなにもないので省略します。ただ、バレルがちょっと不思議でしたね。海外製電動ガンのインナーバレルはテーパーがかかってることが多いのですが、キングアームズのものはテーパーのようなものがあるようなないような……おまけになんか角ばってます。初めて見る形です。
前回フォアグリップががたつくと言いましたが、ネジを締めてもすぐ緩むのかまたがたつきます。ネジロックを使えばいいのかもしれませんが、それは根本的な解決にならないのでスペーサーを噛ませてがたつきをなくしました。
もうゆるめてありますが、画像の二本のマイナスネジを外して、銃口の方向にまっすぐ引き抜きます。左右にがたつくくせにいっちょまえにしっかりはまってるので、かならずまっすぐ引き抜いてください。最悪基部が割れます。
メカボックスの取り出し方ですが、多分ここもマルイトンプソンとかと同じです。セレクターにイモネジがあったのでそれを外し、中のネジも外し、グリップ底のネジもはずせばメカボックスが取り出せると思います。いたって簡単です。メカボも切り欠きがある以外マルイメカボのコピーかと。
初速を測ると84m/sくらい。もうちょいほしいなー。チャンバーパッキンを交換したときにちょっとオイル少ないかなと思ったので、もしかするとそれが抵抗になってるかもしれません。給弾不良もいまのところなし。助かります。
もう一度チャンバーにオイル吹いて、そのままゲームに投入します。
それでは、今日はこの辺で。
昨日は借りてきたDVDをみていました。タイトルは「LAギャングストーリー」。
舞台は1949年のロサンゼルス、まるでギャングな警官たちが、街を支配するマフィアをぶっ潰すという勧善懲悪のストーリー。
敵も味方も個性的なキャラクターばかりで、見ていて退屈しません。カーチェイスシーンがすごくいいですね、あの時代の渋い車での銃撃戦は他ではなかなか見られないので一見の価値ありです。
さて、このポスターにも写ってますが、LAギャングストーリーでトンプソン熱を高め、(そのあとデンキ街を見てから)M1928の分解をしました。
基本的にはマルイトンプソンとかと同じ分解方法です。まずは画像のストック根元にある二本のネジを外します。
するとストックが外れます。ここがマルイトンプソンと従来のキングアームズトンプソンと違うところなのですが、ストックとフレームの間には端子がありません。そのままするすると引き出しちゃって大丈夫です。フレーム内部に端子があり、長さも十分とられてるので断線しにくそうです。
ストックを外したら、画像のドライバーで示したボタンを押します。ドライバーで押す必要はありません。指で押しながらロアフレームを後ろに引きます。このボタンでとめているだけですが、しっかりしてるのでガタはほぼないです。
ボタンを押しながらロアレシーバーを引くと、この位置で一度ひっかかります。最初なんかやらかしたかと思いましたが、なんてことはない、後端側から見て一番手前の穴にさっき押したボタンがはまってるだけです。その穴にドライバーを突っ込んでボタンを押しながらさらにレシーバーを引きます。ある程度引くと止まるので、そのままぱかっとレシーバーを外しちゃいます。
この通り上下に分割できました。
一番気になってたブローバックエンジンはこんな感じ。エンジンというほどたいしたものでもないですけどね。ボルトカバーの下部にある突起が、メカボックスの切り欠きから後退してくるピストンに押されてブローバックするみたいです。
実際に試していないのですが、ボルトカバーの突起は別パーツで、二本の六角ネジで止めてあるように見えます。このネジを外せば突起がはずれ、ブローバックキャンセルできるようになってるみたいです。
メカボックスや外装へのダメージが大きそうなので、サバゲするならキャンセルしたほうがいいのですが……ブローバック楽しいのでそのまま使います。壊れたらそのときキャンセルすればいいや。
壊れるとしたら、突起かピストンかちょこんと突き出したボルトですね。
チャンバーです。両側の小さいプラスネジを外すとするりと抜けます。これ自体はマルイのコピーで特筆することはなにもないので省略します。ただ、バレルがちょっと不思議でしたね。海外製電動ガンのインナーバレルはテーパーがかかってることが多いのですが、キングアームズのものはテーパーのようなものがあるようなないような……おまけになんか角ばってます。初めて見る形です。
前回フォアグリップががたつくと言いましたが、ネジを締めてもすぐ緩むのかまたがたつきます。ネジロックを使えばいいのかもしれませんが、それは根本的な解決にならないのでスペーサーを噛ませてがたつきをなくしました。
もうゆるめてありますが、画像の二本のマイナスネジを外して、銃口の方向にまっすぐ引き抜きます。左右にがたつくくせにいっちょまえにしっかりはまってるので、かならずまっすぐ引き抜いてください。最悪基部が割れます。
メカボックスの取り出し方ですが、多分ここもマルイトンプソンとかと同じです。セレクターにイモネジがあったのでそれを外し、中のネジも外し、グリップ底のネジもはずせばメカボックスが取り出せると思います。いたって簡単です。メカボも切り欠きがある以外マルイメカボのコピーかと。
初速を測ると84m/sくらい。もうちょいほしいなー。チャンバーパッキンを交換したときにちょっとオイル少ないかなと思ったので、もしかするとそれが抵抗になってるかもしれません。給弾不良もいまのところなし。助かります。
もう一度チャンバーにオイル吹いて、そのままゲームに投入します。
それでは、今日はこの辺で。
2014年10月01日
M8A1スカバード&M7バヨネット
こんにちは。アーデルハイトです。
先月20日、通信速度制限がかかってしまい、松岡修造がCMに出てるというのにとてつもなく遅い回線に日々イライラしておりました。
そして今日、その呪縛から逃れ、とても快適にネットができます。7.00GBなんてアニメとかYouTube見てりゃすぐだっつーの。
アニメといえば、秋アニメはじまりましたね。私は夏から見ていたSAO2に加え、デンキ街の本屋さんを見ます。原作全部持ってるんですが、おもしろいですよ、デンキ街。明日TOKYO MXにて22:30から放送開始です。
さて、それでは本題へ。今日は前回の予告通り、M8A1スカバードと、M7バヨネットを紹介したいと思います。こちらです。
スカバードが鞘、バヨネットが銃剣になります。スカバードは実物で、バヨネットは当然ながらWINDLASSのレプリカ。真鍮刀身の模造刀剣です。もちろん合法。
バヨネット、つまり銃剣の有用性は第一次大戦後既に認められなくなってしまったそうですが、いまでも軍用小銃には着剣できることが基本となっています。日本の自衛隊でもそうです。警備をするときなど、銃剣を装着することで威嚇効果があるそうです。
銃剣を使った戦闘、銃剣突撃自体、割と最近紅茶の国が実行して、なんと成功したという。
銃剣の起源は昔、まだ前装銃を使っていた頃、キレたおっさんが銃口にナイフを突っ込んで戦ったのがはじまりと言われています。
初期の銃剣はただ差し込んでいるだけで、一度突き刺したら外れてしまうという欠点がありましたが、いろいろ改良され、今のような形に行き着きました。
銃剣があったらもちろん……
やりたくなりますよね。このM16についてもいずれご紹介したいと思います。
着剣するとかっこいいですよね。着剣により銃口の重量が増し、射撃時の安定性に一役買っているそうです。実際この銃剣自体、決して重くはないのですが、こんなものでも銃の先につけるとフロントが重くなります。
とてもつよそう(小学生並みの感想)
M7バヨネットは、実物は日本では完全な状態で所持することができません。所持する場合、刀身を折って着剣装置を破壊しなくてはなりません。また、サバゲーフィールドでも、刀剣類の持ち込み等が禁止されているところも多く、注意しなくてはなりません。
M7バヨネットは、M14用だったM6バヨネットをM16用に改良したもので、形がよく似ています。切るというよりも、突き刺すことに特化した形状です。
もっとも、大戦期の銃剣の形状は基本的に同じで、M3(トレンチガン用)、M4(M1カービン用)、M5(M1ガーランド用)はすべてM8A1スカバードに収まるそうです。
スカバードの鞘の部分は、確かガラス繊維を混ぜた樹脂だったと思います。WINDLASSのM7バヨネットはM8A1スカバードとセットなので、うちには鞘が二つあります。
比較するとこんな感じ。
いかにもな使用感のある方が実物です。質感もそうですが、外観もかなり違います。スカバード内部には板バネがあり、刀身を挟みこむことで簡単に抜け落ちないようになっています。
鞘のところをよーく見てもらうとわかるのですが、HHBI-92と彫られています。調べてみると、ベトナム戦争期のアメリカ陸軍の防空部隊の資料にこの名前があったので、そこで使われていたものだと思います。
先端についてる金属部分の穴ですが、ピストルベルトに装備したときにプラプラしないように足に固定するための紐を通すためのものです。ホルスターにもこの穴はあるのですが、枝にひっかかるので使う人は少なかったようです。
私はこのようにして装備してますが。
前回の画像の使い回しでごめんなさい。左肩のサスペンダーのループにスカバードが取り付けてあるのがわかると思います。
伏せた状態などでは、腰に銃剣を装備すると抜きにくく、さらに動作も大きく敵に見つかりやすいことから、当時特殊部隊……記憶が正しければシールズだったと思うんですが、そこで考案された方法です。先端を上にして、刃を外側にして収納しています。これなら親指ひとつで留め金をはずし、そのまま抜くことができます。ゲームやアニメなどでナイフを装備しているキャラクターは、これと同じ方法で装備していることが多いですね。見栄えもいいです。
もっとも、本来であればコットン部分を外して縛りつけるのですが、コットン部分を外すには留めている部分を壊さなくてはならないので、このままの状態でしっかり固定する方法を考えてます。ループに差し込んでいるだけなので、このままだと簡単に落ちてしまいます。
せいぜい着剣して写真を撮るだけのただの飾りですが、満足度は高いです。
持っている人も少ないので、ちょっとした自慢にもなります。
意外と普通に買えちゃうので(安いし)、興味ある方は是非どうぞ。
それでは、今日はこの辺で。
デンキ街みてね。
先月20日、通信速度制限がかかってしまい、松岡修造がCMに出てるというのにとてつもなく遅い回線に日々イライラしておりました。
そして今日、その呪縛から逃れ、とても快適にネットができます。7.00GBなんてアニメとかYouTube見てりゃすぐだっつーの。
アニメといえば、秋アニメはじまりましたね。私は夏から見ていたSAO2に加え、デンキ街の本屋さんを見ます。原作全部持ってるんですが、おもしろいですよ、デンキ街。明日TOKYO MXにて22:30から放送開始です。
さて、それでは本題へ。今日は前回の予告通り、M8A1スカバードと、M7バヨネットを紹介したいと思います。こちらです。
スカバードが鞘、バヨネットが銃剣になります。スカバードは実物で、バヨネットは当然ながらWINDLASSのレプリカ。真鍮刀身の模造刀剣です。もちろん合法。
バヨネット、つまり銃剣の有用性は第一次大戦後既に認められなくなってしまったそうですが、いまでも軍用小銃には着剣できることが基本となっています。日本の自衛隊でもそうです。警備をするときなど、銃剣を装着することで威嚇効果があるそうです。
銃剣を使った戦闘、銃剣突撃自体、割と最近紅茶の国が実行して、なんと成功したという。
銃剣の起源は昔、まだ前装銃を使っていた頃、キレたおっさんが銃口にナイフを突っ込んで戦ったのがはじまりと言われています。
初期の銃剣はただ差し込んでいるだけで、一度突き刺したら外れてしまうという欠点がありましたが、いろいろ改良され、今のような形に行き着きました。
銃剣があったらもちろん……
やりたくなりますよね。このM16についてもいずれご紹介したいと思います。
着剣するとかっこいいですよね。着剣により銃口の重量が増し、射撃時の安定性に一役買っているそうです。実際この銃剣自体、決して重くはないのですが、こんなものでも銃の先につけるとフロントが重くなります。
とてもつよそう(小学生並みの感想)
M7バヨネットは、実物は日本では完全な状態で所持することができません。所持する場合、刀身を折って着剣装置を破壊しなくてはなりません。また、サバゲーフィールドでも、刀剣類の持ち込み等が禁止されているところも多く、注意しなくてはなりません。
M7バヨネットは、M14用だったM6バヨネットをM16用に改良したもので、形がよく似ています。切るというよりも、突き刺すことに特化した形状です。
もっとも、大戦期の銃剣の形状は基本的に同じで、M3(トレンチガン用)、M4(M1カービン用)、M5(M1ガーランド用)はすべてM8A1スカバードに収まるそうです。
スカバードの鞘の部分は、確かガラス繊維を混ぜた樹脂だったと思います。WINDLASSのM7バヨネットはM8A1スカバードとセットなので、うちには鞘が二つあります。
比較するとこんな感じ。
いかにもな使用感のある方が実物です。質感もそうですが、外観もかなり違います。スカバード内部には板バネがあり、刀身を挟みこむことで簡単に抜け落ちないようになっています。
鞘のところをよーく見てもらうとわかるのですが、HHBI-92と彫られています。調べてみると、ベトナム戦争期のアメリカ陸軍の防空部隊の資料にこの名前があったので、そこで使われていたものだと思います。
先端についてる金属部分の穴ですが、ピストルベルトに装備したときにプラプラしないように足に固定するための紐を通すためのものです。ホルスターにもこの穴はあるのですが、枝にひっかかるので使う人は少なかったようです。
私はこのようにして装備してますが。
前回の画像の使い回しでごめんなさい。左肩のサスペンダーのループにスカバードが取り付けてあるのがわかると思います。
伏せた状態などでは、腰に銃剣を装備すると抜きにくく、さらに動作も大きく敵に見つかりやすいことから、当時特殊部隊……記憶が正しければシールズだったと思うんですが、そこで考案された方法です。先端を上にして、刃を外側にして収納しています。これなら親指ひとつで留め金をはずし、そのまま抜くことができます。ゲームやアニメなどでナイフを装備しているキャラクターは、これと同じ方法で装備していることが多いですね。見栄えもいいです。
もっとも、本来であればコットン部分を外して縛りつけるのですが、コットン部分を外すには留めている部分を壊さなくてはならないので、このままの状態でしっかり固定する方法を考えてます。ループに差し込んでいるだけなので、このままだと簡単に落ちてしまいます。
せいぜい着剣して写真を撮るだけのただの飾りですが、満足度は高いです。
持っている人も少ないので、ちょっとした自慢にもなります。
意外と普通に買えちゃうので(安いし)、興味ある方は是非どうぞ。
それでは、今日はこの辺で。
デンキ街みてね。
2014年09月29日
ベトナム戦争個人装備
こんにちは。アーデルハイトです。
明後日から大学が始まります。都内の某大学に通っているのですが、一限は大嫌いな満員電車に乗らなくてはならないので憂鬱です。都内では仕事したくないですね。地方で就職したいです。
京都とか。
それはさておき、今日はベトナム戦争での個人装備の紹介をしたいと思います。先に断っておきますが、いまの装備が史実として絶対正しいというわけではありません。あくまで自分がベトナム戦争装備をするうえで、「こんくらいがかっこいいよね」って思う格好をしてるだけです。
自分はあくまでベトナム戦争装備で「サバゲーをする」ことが目的なので。
それでは、私の個人装備はこちらです。どうぞ。
だいぶごちゃごちゃしてますね。一つ一つをこの記事にまとめると長くなるので、今回は「こんな装備使ってますよ」というさわりだけご紹介します。
ここに写っているものを全て挙げると以下の通りです。
・Xサスペンダー
・M56ピストルベルト
・M56アモポーチ×2
・M56ガバメントアモポーチ
・M61フィールドパック
・M56キャンティーンセット×2
・M1916ガバメントホルスター
・M56コンパスポーチ
・M8A1スカバード
・M7バヨネット
・M26グレネード×2
こんなもんですかね。
コットンの匂いが最高です。スメルズグッド。最高にカビ臭いです(ぇ
この中ではM8A1スカバードが一番強烈です。買って袋あけた途端う⚪︎こでも入ってんのかよと思ったくらい。いまはかなりマシになりましたけどね。わかる人にはわかると思いますが、Vショーの装備コーナーの匂いです。
ベトナム戦争時は、個人装備はいまのようなアーマー(でいいのかな?現用装備は全くわからないもので)のモールシステムにいろいろなものをとりつけていくのではなく、ピストルベルトとサスペンダーに装備をとりつけていました。
どうやってとりつけてんの?というとこんな感じ。
このようなハトメという金具を使ってとりつけています。
一応自分は「アメリカ陸軍第1騎兵師団に所属する古参の士官」というテーマでやってます。古参=初期から参戦している証?に、サスペンダーはベトナム戦争で一般的だったHサスペンダーではなくXサスペンダーで、ホルスターも黒革ではなく茶革を装備しています。そのテーマに沿っているかどうかは別として、少なくともこのふたつを身につけている兵士の写真を見たことがあるので、間違いではない……と思いたいですね(笑)
士官を名乗る理由は「拳銃を携帯したいから」というただそれだけです(笑)
それと当時の士官は、兵の先頭に立って部隊を指揮していたそうです。勇敢ですよね。だからこそ士官になれたんでしょうけど(ゆえに士官の死傷率は高かった)。そんな彼らをリスペクトしているというのもあります(この装備を確立してから、サバゲでは最前線に立つようになりました)。
士官が拳銃を携帯するのは、命令に従わない部下や反逆者に対する自衛用だったそうです。もちろん私は味方を撃つなんてことはしないので、お守り気分で腰にガバメントを下げてます。
ガバメントといえば、ワンス・アンド・フォーエバーで、「こんなおもちゃみたいな銃」と言ってM16を持たず、ガバメントひとつで戦っていたWW2あがりのジジイがいましたね。仁王立ちしていても弾が当たらないあの爺さんは一体何者なんだろうか……。
短いですが、今日はこれまで。次回からは少しずつ、これらの装備について解説していきたいと思います。
予定では(本来サスペンダーやピストルベルトから始めるべきだろうが)、一番お気に入りのM8A1スカバードと、M7バヨネットについての記事を書こうと思っています。
それでは、今日はこの辺で。
※後ろにいるのが件の爺
明後日から大学が始まります。都内の某大学に通っているのですが、一限は大嫌いな満員電車に乗らなくてはならないので憂鬱です。都内では仕事したくないですね。地方で就職したいです。
京都とか。
それはさておき、今日はベトナム戦争での個人装備の紹介をしたいと思います。先に断っておきますが、いまの装備が史実として絶対正しいというわけではありません。あくまで自分がベトナム戦争装備をするうえで、「こんくらいがかっこいいよね」って思う格好をしてるだけです。
自分はあくまでベトナム戦争装備で「サバゲーをする」ことが目的なので。
それでは、私の個人装備はこちらです。どうぞ。
だいぶごちゃごちゃしてますね。一つ一つをこの記事にまとめると長くなるので、今回は「こんな装備使ってますよ」というさわりだけご紹介します。
ここに写っているものを全て挙げると以下の通りです。
・Xサスペンダー
・M56ピストルベルト
・M56アモポーチ×2
・M56ガバメントアモポーチ
・M61フィールドパック
・M56キャンティーンセット×2
・M1916ガバメントホルスター
・M56コンパスポーチ
・M8A1スカバード
・M7バヨネット
・M26グレネード×2
こんなもんですかね。
コットンの匂いが最高です。スメルズグッド。最高にカビ臭いです(ぇ
この中ではM8A1スカバードが一番強烈です。買って袋あけた途端う⚪︎こでも入ってんのかよと思ったくらい。いまはかなりマシになりましたけどね。わかる人にはわかると思いますが、Vショーの装備コーナーの匂いです。
ベトナム戦争時は、個人装備はいまのようなアーマー(でいいのかな?現用装備は全くわからないもので)のモールシステムにいろいろなものをとりつけていくのではなく、ピストルベルトとサスペンダーに装備をとりつけていました。
どうやってとりつけてんの?というとこんな感じ。
このようなハトメという金具を使ってとりつけています。
一応自分は「アメリカ陸軍第1騎兵師団に所属する古参の士官」というテーマでやってます。古参=初期から参戦している証?に、サスペンダーはベトナム戦争で一般的だったHサスペンダーではなくXサスペンダーで、ホルスターも黒革ではなく茶革を装備しています。そのテーマに沿っているかどうかは別として、少なくともこのふたつを身につけている兵士の写真を見たことがあるので、間違いではない……と思いたいですね(笑)
士官を名乗る理由は「拳銃を携帯したいから」というただそれだけです(笑)
それと当時の士官は、兵の先頭に立って部隊を指揮していたそうです。勇敢ですよね。だからこそ士官になれたんでしょうけど(ゆえに士官の死傷率は高かった)。そんな彼らをリスペクトしているというのもあります(この装備を確立してから、サバゲでは最前線に立つようになりました)。
士官が拳銃を携帯するのは、命令に従わない部下や反逆者に対する自衛用だったそうです。もちろん私は味方を撃つなんてことはしないので、お守り気分で腰にガバメントを下げてます。
ガバメントといえば、ワンス・アンド・フォーエバーで、「こんなおもちゃみたいな銃」と言ってM16を持たず、ガバメントひとつで戦っていたWW2あがりのジジイがいましたね。仁王立ちしていても弾が当たらないあの爺さんは一体何者なんだろうか……。
短いですが、今日はこれまで。次回からは少しずつ、これらの装備について解説していきたいと思います。
予定では(本来サスペンダーやピストルベルトから始めるべきだろうが)、一番お気に入りのM8A1スカバードと、M7バヨネットについての記事を書こうと思っています。
それでは、今日はこの辺で。
※後ろにいるのが件の爺
2014年09月27日
キングアームズ M1928 ブローバック
こんにちは。アーデルハイトです。
さっそくですが、今日、新しい銃を買っちゃいました(笑)
まだうちにある銃の紹介もまったくやってないのですが、せっかくなんで今日の新顔から紹介していきたいと思います。
それでは、こちらをどうぞ。
↓
ジャジャーン
銃好きを自称するなら知らない人はいないんじゃないかというくらい有名な短機関銃、M1928 トンプソン・サブマシンガン、またの名をシカゴ・タイプライターです。
実銃はジョン・トンプソン元陸軍大佐が設立したオート・オードナンス社において開発され、このバリエーションモデルのM1921などは禁酒法時代のマフィア達が愛用したことで有名です。ジョニー・デップ主演のパブリック・エネミーズでもスクリーンでバリバリ大暴れしてましたね。
このM1921の発射レートを下げ、銃身長を延長し、コンペンセイターをつけるなどの軍用向けの改良がなされ、制式採用となったのがこのM1928です。製造コストがかかるM1928は、第二次世界大戦中に戦時省力生産モデルのM1A1として活躍しました。プライベート・ライアンのミラー大尉や、バンド・オブ・ブラザーズのスピアーズ中尉なんかを見てたら欲しくなっちゃうのではないでしょうか。あとは、そんな世代の人がここの読者にいるかどうか知りませんが、コンバット!のサンダース軍曹を挙げる方もいるかもしれませんね。
また、その知名度の高さ、特徴的な外見から、アニメの世界でも時たまでてきます(ドラえもんの「ネズミとばくだん」という回で、ドラえもんがトンプソンを乱射するシーンがあるんだとか)。最近だとこれですね。
はい、さばげぶっ!です。ちょうど先週最終回を迎えました。画像は11話での一コマ。
ちなみにさばげぶっ!とはどんなアニメかというと……。
こんなアニメです。意味がわかりませんよね。ほんと意味のわからないアニメです。とりあえずギャグアニメです。サバゲアニメではありません。ス○ラとかいうクソアニメとは違います。普通におもしろいです。
ちなみにM1A1は、後の朝鮮戦争、ベトナム戦争でも使われ、我が国自衛隊(その前身の警察予備隊だったかな?)でも使われてました。M1928もベトナム戦争で運用された……らしいです。M1A1は当時の写真が出てきますが、M1928に関しては自分の目でその写真を見たことがありません。
まあ、かっこいいんでいいんです。それくらい。使われててもなんらおかしくないんですから。
さて、実銃の話はここまでにして、本体のレビューへと移ります。
このM1928はキングアームズ製の電動ブローバックモデルで、フルメタル・リアルウッドです。ガンモール東京で買ってきました(回し者ではないのですが、ガンモールはお店の対応がよくて個人的に一番好きなショップです)。
このブローバックモデルの他にもキングアームズはM1928を出していますが、あっちは放熱フィンとコンペンセイターとフォアグリップがついただけのM1A1です。なんじゃそらって感じでしょう?本当になんじゃそらって感じです。こっちのブローバックモデルは完全版です。
キングアームズの製品は他にM79を持っているのですが、ストックの色が特徴的ですね。この暗い茶色…私は好きです。この色。銃によく合ってると思います。
この銃で一際目を引くのはやはりこの部分ではないでしょうか。このギザギザは放熱フィンといって、高熱のガスで熱される銃身をより空気に触れさせて、冷却効率をあげるためのものです。フォアグリップとコンペンセイターは銃口の跳ね上がりを抑えるもの。実銃はしっかりグリップを下に押し込まないとどんどん着弾が上がるそうです。
M1A1との違いはここにもたくさんあります。見つけやすいのはボルトの位置、上部にきてますがM1A1だと右側についてます。他にもよーくみるとボディが全然違ったり、ストックの形が微妙に違ったり、リアサイトガードの形が違ったり、あとここ
セレクターです。M1A1は円柱にピンがついた簡素なもの(省力生産モデルだから当然)ですが、M1928はセレクターらしいセレクターです。
現代の銃でセレクターといえば、セイフティ、セミオート、フルオートが一つで変えられるのが普通ですが、M1928は違います。右側が安全装置のオン・オフ、左側がセミオート・フルオートのセレクターです。要するに安全装置が完全に独立してるんですね。
ちなみにマガジンキャッチはトリガー上のぐにゃっとしたやつです。上に押し上げてロックを解除します。右手だけだと無理があるので、マガジンを外すときは左手でマガジンキャッチを押し上げながら外します。
マガジンといえば、付属のドラムマガジンは450発のゼンマイ式です。見た目の割りに少ないですよね。
マガジンもなかなかの重量があり、質感もばっちりです。ドラムマガジンマニア(そんなんいるのか)な人ならごはん三杯は余裕でしょう。
ちなみに実銃だとドラムマガジンは横から装填するのですが、トイガンでは下から装填します(構造的に再現困難なのかも)。この横溝はM1A1では省略されましたが、自分で溝を作ってドラムマガジンを使用する兵士もいたそうです。マガジンキャッチのスプリングが強く、力強く押し込まないと装填されないのですが、そうすると勢いよすぎて壊れてしまいそうなので、マガジンキャッチを押し上げながらスチャッと装填してます。
スプリング給弾マガジンも買うつもりですが、リロードに手こずりそう。
他所では「溝にレールを合わせるのがだるい」と言われてますが、自分はそんなに気になりません。マガジンキャッチがもう少し動きやすくなれば……。
上から見るとこんな感じ。自分は思ってた以上に厚みがあるなと思いました。
サイトビューはこんな感じ。わかりづらいですが、小さな窪みのあるリアサイトが見えます。ぶっちゃけ焦点の問題もあってほとんど見えません。精度は落ちますが、ボルトの切り欠きとフロントサイトだけで照準できますし、そっちのほうがいいと思います。
M1A1にはないのですが、このようなピープサイトがあります。上下左右に調整可能。サバゲのときはこれでつかってもいいですね。
エジェクションポート。結構小さいですよね。ここにドラム式のホップダイヤルがあります。実銃ではここから45口径の空薬莢がポコポコ出てくるわけです。サブマシンガンの空薬莢が飛び散るのを見てるとなんか落ち着きません?
…私だけですかね?
今更ですが反対側からも。
バッテリーはバットストックのネジをはずし、ラージバッテリーを収納。
……のはずなんですが、コネクターがおさまりません。変換コネクターをつかって、ミニバッテリーを収納する方がいいでしょう。
M1928はストックもグリップも大きく、日本人にはちょっと辛いものがあります。幸い私は体格に恵まれているので、特に問題なく扱えます。身長170はないとちょっと辛いと思います。ただ、バットストックが滑りやすいのが難点。まあ、それも味ですよね。
ちなみに買ったときはフロント部分のネジがゆるく、銃身が左右にガタつきました。ネジを締めたらしっかりつきましたが、いずれ隙間にスペーサーを仕込みたいと思います。
説明書です。キングアームズはこれよりも前にM1A1を出していて、M1928ではそれに加えてM1928専用の小さな冊子が入ってます。
さて、試射した結果ですが、ギアノイズもなく、ブローバックも快調でいい感じです。金属音がまじっていい意味でうるさいです。さすがはタイプライター。
初速はまだ測ってませんが、初速表をみる限り89m/sくらいでしょうか。十分出てますね。
一応買った海外製電動ガンは全てホップパッキンをシステマのものに変えてるので、それだけやりたいと思います。10月にサバゲも控えてますし。
分解レビューは知る限り他にないので、手探りで作業を進めていきたいと思います(ピストン連動のブローバックがどんなものかまったくわからないので)。
正直、いまの銃と比べたら扱いづらいし、この金額(四万でした)だすなら次世代電動ガンの方が…って思う人がいるかもしれません。
でも、これはそういう銃じゃないんです。愛でて、感じて、楽しむ銃です。私はそういう銃が大好きです(実はVショーで一目惚れしたG&GのM1903と迷っていた)。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうごいます。
それでは、今日はこの辺で。
さっそくですが、今日、新しい銃を買っちゃいました(笑)
まだうちにある銃の紹介もまったくやってないのですが、せっかくなんで今日の新顔から紹介していきたいと思います。
それでは、こちらをどうぞ。
↓
ジャジャーン
銃好きを自称するなら知らない人はいないんじゃないかというくらい有名な短機関銃、M1928 トンプソン・サブマシンガン、またの名をシカゴ・タイプライターです。
実銃はジョン・トンプソン元陸軍大佐が設立したオート・オードナンス社において開発され、このバリエーションモデルのM1921などは禁酒法時代のマフィア達が愛用したことで有名です。ジョニー・デップ主演のパブリック・エネミーズでもスクリーンでバリバリ大暴れしてましたね。
このM1921の発射レートを下げ、銃身長を延長し、コンペンセイターをつけるなどの軍用向けの改良がなされ、制式採用となったのがこのM1928です。製造コストがかかるM1928は、第二次世界大戦中に戦時省力生産モデルのM1A1として活躍しました。プライベート・ライアンのミラー大尉や、バンド・オブ・ブラザーズのスピアーズ中尉なんかを見てたら欲しくなっちゃうのではないでしょうか。あとは、そんな世代の人がここの読者にいるかどうか知りませんが、コンバット!のサンダース軍曹を挙げる方もいるかもしれませんね。
また、その知名度の高さ、特徴的な外見から、アニメの世界でも時たまでてきます(ドラえもんの「ネズミとばくだん」という回で、ドラえもんがトンプソンを乱射するシーンがあるんだとか)。最近だとこれですね。
はい、さばげぶっ!です。ちょうど先週最終回を迎えました。画像は11話での一コマ。
ちなみにさばげぶっ!とはどんなアニメかというと……。
こんなアニメです。意味がわかりませんよね。ほんと意味のわからないアニメです。とりあえずギャグアニメです。サバゲアニメではありません。ス○ラとかいうクソアニメとは違います。普通におもしろいです。
ちなみにM1A1は、後の朝鮮戦争、ベトナム戦争でも使われ、我が国自衛隊(その前身の警察予備隊だったかな?)でも使われてました。M1928もベトナム戦争で運用された……らしいです。M1A1は当時の写真が出てきますが、M1928に関しては自分の目でその写真を見たことがありません。
まあ、かっこいいんでいいんです。それくらい。使われててもなんらおかしくないんですから。
さて、実銃の話はここまでにして、本体のレビューへと移ります。
このM1928はキングアームズ製の電動ブローバックモデルで、フルメタル・リアルウッドです。ガンモール東京で買ってきました(回し者ではないのですが、ガンモールはお店の対応がよくて個人的に一番好きなショップです)。
このブローバックモデルの他にもキングアームズはM1928を出していますが、あっちは放熱フィンとコンペンセイターとフォアグリップがついただけのM1A1です。なんじゃそらって感じでしょう?本当になんじゃそらって感じです。こっちのブローバックモデルは完全版です。
キングアームズの製品は他にM79を持っているのですが、ストックの色が特徴的ですね。この暗い茶色…私は好きです。この色。銃によく合ってると思います。
この銃で一際目を引くのはやはりこの部分ではないでしょうか。このギザギザは放熱フィンといって、高熱のガスで熱される銃身をより空気に触れさせて、冷却効率をあげるためのものです。フォアグリップとコンペンセイターは銃口の跳ね上がりを抑えるもの。実銃はしっかりグリップを下に押し込まないとどんどん着弾が上がるそうです。
M1A1との違いはここにもたくさんあります。見つけやすいのはボルトの位置、上部にきてますがM1A1だと右側についてます。他にもよーくみるとボディが全然違ったり、ストックの形が微妙に違ったり、リアサイトガードの形が違ったり、あとここ
セレクターです。M1A1は円柱にピンがついた簡素なもの(省力生産モデルだから当然)ですが、M1928はセレクターらしいセレクターです。
現代の銃でセレクターといえば、セイフティ、セミオート、フルオートが一つで変えられるのが普通ですが、M1928は違います。右側が安全装置のオン・オフ、左側がセミオート・フルオートのセレクターです。要するに安全装置が完全に独立してるんですね。
ちなみにマガジンキャッチはトリガー上のぐにゃっとしたやつです。上に押し上げてロックを解除します。右手だけだと無理があるので、マガジンを外すときは左手でマガジンキャッチを押し上げながら外します。
マガジンといえば、付属のドラムマガジンは450発のゼンマイ式です。見た目の割りに少ないですよね。
マガジンもなかなかの重量があり、質感もばっちりです。ドラムマガジンマニア(そんなんいるのか)な人ならごはん三杯は余裕でしょう。
ちなみに実銃だとドラムマガジンは横から装填するのですが、トイガンでは下から装填します(構造的に再現困難なのかも)。この横溝はM1A1では省略されましたが、自分で溝を作ってドラムマガジンを使用する兵士もいたそうです。マガジンキャッチのスプリングが強く、力強く押し込まないと装填されないのですが、そうすると勢いよすぎて壊れてしまいそうなので、マガジンキャッチを押し上げながらスチャッと装填してます。
スプリング給弾マガジンも買うつもりですが、リロードに手こずりそう。
他所では「溝にレールを合わせるのがだるい」と言われてますが、自分はそんなに気になりません。マガジンキャッチがもう少し動きやすくなれば……。
上から見るとこんな感じ。自分は思ってた以上に厚みがあるなと思いました。
サイトビューはこんな感じ。わかりづらいですが、小さな窪みのあるリアサイトが見えます。ぶっちゃけ焦点の問題もあってほとんど見えません。精度は落ちますが、ボルトの切り欠きとフロントサイトだけで照準できますし、そっちのほうがいいと思います。
M1A1にはないのですが、このようなピープサイトがあります。上下左右に調整可能。サバゲのときはこれでつかってもいいですね。
エジェクションポート。結構小さいですよね。ここにドラム式のホップダイヤルがあります。実銃ではここから45口径の空薬莢がポコポコ出てくるわけです。サブマシンガンの空薬莢が飛び散るのを見てるとなんか落ち着きません?
…私だけですかね?
今更ですが反対側からも。
バッテリーはバットストックのネジをはずし、ラージバッテリーを収納。
……のはずなんですが、コネクターがおさまりません。変換コネクターをつかって、ミニバッテリーを収納する方がいいでしょう。
M1928はストックもグリップも大きく、日本人にはちょっと辛いものがあります。幸い私は体格に恵まれているので、特に問題なく扱えます。身長170はないとちょっと辛いと思います。ただ、バットストックが滑りやすいのが難点。まあ、それも味ですよね。
ちなみに買ったときはフロント部分のネジがゆるく、銃身が左右にガタつきました。ネジを締めたらしっかりつきましたが、いずれ隙間にスペーサーを仕込みたいと思います。
説明書です。キングアームズはこれよりも前にM1A1を出していて、M1928ではそれに加えてM1928専用の小さな冊子が入ってます。
さて、試射した結果ですが、ギアノイズもなく、ブローバックも快調でいい感じです。金属音がまじっていい意味でうるさいです。さすがはタイプライター。
初速はまだ測ってませんが、初速表をみる限り89m/sくらいでしょうか。十分出てますね。
一応買った海外製電動ガンは全てホップパッキンをシステマのものに変えてるので、それだけやりたいと思います。10月にサバゲも控えてますし。
分解レビューは知る限り他にないので、手探りで作業を進めていきたいと思います(ピストン連動のブローバックがどんなものかまったくわからないので)。
正直、いまの銃と比べたら扱いづらいし、この金額(四万でした)だすなら次世代電動ガンの方が…って思う人がいるかもしれません。
でも、これはそういう銃じゃないんです。愛でて、感じて、楽しむ銃です。私はそういう銃が大好きです(実はVショーで一目惚れしたG&GのM1903と迷っていた)。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうごいます。
それでは、今日はこの辺で。
2014年09月26日
ベトナム戦争とは
こんにちは。アーデルハイトです。
今日は装備とかミリタリ的日常とかではなく、戦争のお話。ベトナム戦争という戦争について書いていきたいと思います。こんな記事を書くのはいろいろな意図があるんですが、誤解を招きたくないので省略します。ただ一つだけ、自分は戦争を賛美するつもりはまったくないことだけ念頭においてもらえればと思います。
そもそもなぜベトナム戦争は起こったか、実はすごく複雑で一言には言えないのですが、元々ベトナムはフランスに植民地化されていまして、第二次大戦中に日本軍が進駐して解放します。戦後、フランスは再びベトナムを植民地化しようとしますが、ベトナム人からの抵抗を受けます。この抵抗の背景には、共産主義者たちがいました。彼らはベトナムを手始めに、東南アジアを共産主義化しようとしたわけです。これを機に第一次インドシナ戦争(1945〜1954)が勃発し、結果フランスはベトナムから手を引きます。ベトナム戦争映画でフランスがちょくちょく絡むのはこういうことです。
フランスを支援していたアメリカは、共産主義勢力の拡大する東南アジアに危機感を覚えます。そこでベトナムを南北に分断し、政治的介入を行います。南ベトナムと北ベトナムです。北はソ連が、南はアメリカが支援します。
統一を掲げる北ベトナムですが、これに対しアメリカは選挙によっていずれ統一しようと言います。が、実際その通りにはいかず、北ベトナムは武力によって統一をしようと北ベトナム軍が、1960年には南ベトナム解放民族戦線(National Liberation Front、略称NLF)が結成され、それぞれ軍事行動へ乗り出します。ベトコンと呼ばれるのはこの解放戦線の人間を指し、由来はベトナム共産→ベトナムコンサン→ベトコンです。ちなみにNLFは後のテト攻勢の失敗により壊滅し、その後は北ベトナム正規軍が戦うことになります。
そうはさせまいとアメリカはベトナムに軍事顧問団(派遣先の組織力や訓練などの強化を目的とした軍人たち)を派遣します。そして本格的な軍事衝突となってしまいます。これを第二次インドシナ紛争(1961〜1975)と言い、一般的にベトナム戦争と言われる戦争です。
結局アメリカも北ベトナム相手に苦戦し(ベトコンの輸送路であるホーチーミンルートの存在、ソ連・中国・北朝鮮の支援、初期にソ連軍人に被害が出るのを恐れて効果的な空爆ができなかった、そもそも工場などの爆撃目標が少なく爆撃自体あまり効果がなかったなど、いろいろな要因があります)、一進一退を繰り返します。さらにアメリカ国内での反戦運動の影響もあり、1973年にアメリカ軍はベトナムから撤退します。この戦争により、アメリカ軍は58000名が戦死します。
元々士気も低かった南ベトナムはその後北ベトナムに押され、翌年1975年に南ベトナムの首都サイゴン(現在のホーチーミン)が陥落し、ベトナム戦争は終結します。
ベトナム戦争はどちらが勝ったのか、というとこれもまた難しい問題です。軍事的には中ソの支援を受けた北ベトナムの勝利です。が、同時に損害も大きく、戦後の復興に苦労したほどです(戦死者だけで100万名といわれています)。
北ベトナムの指導者は、アメリカ国内でテロをするなと指導していたそうです。なぜなら、そうなるとアメリカは国をあげて戦うからです。テロではないですが、第二次世界大戦の真珠湾攻撃がそのいい例です(真珠湾を忘れるな、と言われたほど)。アメリカ国内での被害はないのに、多くの兵士が死ぬ。これが前述の反戦運動に繋がったと言われています。民主主義であるアメリカで、戦争が支持されないということはどういうことか、それはベトナム撤退という結果からわかります。
ベトナム戦争の間には、様々な戦い、悲しい事件がたくさんがあります。ワンス・アンド・フォーエバーの題材となったイア・ドラン渓谷の戦い、反戦運動のきっかけとなったソンミ村虐殺事件、アメリカ国内を騒然とさせたテト攻勢……ここに書いたのはベトナム戦争のはじまりとおわりだけです。興味があれば、是非ご自分で調べていただきたいです。
それでは、今日はこの辺で。
今日は装備とかミリタリ的日常とかではなく、戦争のお話。ベトナム戦争という戦争について書いていきたいと思います。こんな記事を書くのはいろいろな意図があるんですが、誤解を招きたくないので省略します。ただ一つだけ、自分は戦争を賛美するつもりはまったくないことだけ念頭においてもらえればと思います。
そもそもなぜベトナム戦争は起こったか、実はすごく複雑で一言には言えないのですが、元々ベトナムはフランスに植民地化されていまして、第二次大戦中に日本軍が進駐して解放します。戦後、フランスは再びベトナムを植民地化しようとしますが、ベトナム人からの抵抗を受けます。この抵抗の背景には、共産主義者たちがいました。彼らはベトナムを手始めに、東南アジアを共産主義化しようとしたわけです。これを機に第一次インドシナ戦争(1945〜1954)が勃発し、結果フランスはベトナムから手を引きます。ベトナム戦争映画でフランスがちょくちょく絡むのはこういうことです。
フランスを支援していたアメリカは、共産主義勢力の拡大する東南アジアに危機感を覚えます。そこでベトナムを南北に分断し、政治的介入を行います。南ベトナムと北ベトナムです。北はソ連が、南はアメリカが支援します。
統一を掲げる北ベトナムですが、これに対しアメリカは選挙によっていずれ統一しようと言います。が、実際その通りにはいかず、北ベトナムは武力によって統一をしようと北ベトナム軍が、1960年には南ベトナム解放民族戦線(National Liberation Front、略称NLF)が結成され、それぞれ軍事行動へ乗り出します。ベトコンと呼ばれるのはこの解放戦線の人間を指し、由来はベトナム共産→ベトナムコンサン→ベトコンです。ちなみにNLFは後のテト攻勢の失敗により壊滅し、その後は北ベトナム正規軍が戦うことになります。
そうはさせまいとアメリカはベトナムに軍事顧問団(派遣先の組織力や訓練などの強化を目的とした軍人たち)を派遣します。そして本格的な軍事衝突となってしまいます。これを第二次インドシナ紛争(1961〜1975)と言い、一般的にベトナム戦争と言われる戦争です。
結局アメリカも北ベトナム相手に苦戦し(ベトコンの輸送路であるホーチーミンルートの存在、ソ連・中国・北朝鮮の支援、初期にソ連軍人に被害が出るのを恐れて効果的な空爆ができなかった、そもそも工場などの爆撃目標が少なく爆撃自体あまり効果がなかったなど、いろいろな要因があります)、一進一退を繰り返します。さらにアメリカ国内での反戦運動の影響もあり、1973年にアメリカ軍はベトナムから撤退します。この戦争により、アメリカ軍は58000名が戦死します。
元々士気も低かった南ベトナムはその後北ベトナムに押され、翌年1975年に南ベトナムの首都サイゴン(現在のホーチーミン)が陥落し、ベトナム戦争は終結します。
ベトナム戦争はどちらが勝ったのか、というとこれもまた難しい問題です。軍事的には中ソの支援を受けた北ベトナムの勝利です。が、同時に損害も大きく、戦後の復興に苦労したほどです(戦死者だけで100万名といわれています)。
北ベトナムの指導者は、アメリカ国内でテロをするなと指導していたそうです。なぜなら、そうなるとアメリカは国をあげて戦うからです。テロではないですが、第二次世界大戦の真珠湾攻撃がそのいい例です(真珠湾を忘れるな、と言われたほど)。アメリカ国内での被害はないのに、多くの兵士が死ぬ。これが前述の反戦運動に繋がったと言われています。民主主義であるアメリカで、戦争が支持されないということはどういうことか、それはベトナム撤退という結果からわかります。
ベトナム戦争の間には、様々な戦い、悲しい事件がたくさんがあります。ワンス・アンド・フォーエバーの題材となったイア・ドラン渓谷の戦い、反戦運動のきっかけとなったソンミ村虐殺事件、アメリカ国内を騒然とさせたテト攻勢……ここに書いたのはベトナム戦争のはじまりとおわりだけです。興味があれば、是非ご自分で調べていただきたいです。
それでは、今日はこの辺で。
タグ :ベトナム戦争
Posted by アーデルハイト at
14:20
│Comments(1)
2014年09月25日
M2ヘルメット
こんにちは。アーデルハイトです。
ブログ開設一発目はなにを書こうかと悩んだ結果、お気に入り?のヘルメット君に登場していただきたいとおもいます。
はい、M2ヘルメット君です。体重1.5kg。これを重いと思うか軽いと思うかは人それぞれだと思いますが、手に持つと実際重いと感じます。ですが頭に被るとなんのその、これ被って一日サバゲーしても全然気になりません。
これを被っている間、自分は映画で見たベトナム戦争中のアメリカ軍兵士になりきっているのです。
それまで弾に当たるのが怖くて(痛いし)、後ろでペチペチ撃ってるだけだったのが、最前線のさらに前で戦うくらいに心境の変化があり、泥汚れ、切り傷ができると「これがナムだぜ!」と歓喜する変態になります。
雰囲気って大事ですよね。
M2ヘルメットは、第二次世界大戦のアメリカ軍で使用されたM1ヘルメットの後継です。
どこが違うのかは後述するとして…ベトナム戦争といったらこのヘルメットのリーフパターンを連想する方も多いのではないでしょうか。これはミッチェルパターンヘルメットカバーといって、裏側には同じ柄の枯れ草バージョンもあります。勘のいい人はお気づきかと思いますが、ヘルメットカバーのスリットは現地の草とかを挿して偽装するためのものです。使ってる写真はあまり見ませんが。
実物が手に入らず、こちらはレプリカですが、新品の色だといかにも新兵という感じでダサいので、洗濯板で何度かしばきました。コットンの病にかかると、土に埋めては洗い、また埋めてを繰り返し、添い寝をし「熟成」させるらしいですが…。
実際そっちの方がいい色になるとは思いますがね。
いまのヘルメットカバーは袋状になっていて被せるようになっているみたいですが、このヘルメットカバーはタコ足のようになっていて、それをこのようにしてとりつけます。
最近のヘルメットはシェルとライナーが一体ですが、この頃はシェルとライナーが分割されていて、こうしてシェルとライナーの間に前述のタコ足を挟んでとりつけてるんです。
ちなみにシェルというのは外側の金属部分で、ライナーとは樹脂でできた直接頭に被る部分です。ヘルメットカバーはレプリカと言いましたが、シェルとライナー、そして後述のヘルメットバンドは当時の実物です。
自分の装備は陸軍なので、このようなヘルメットバンドを装備します。映画とかだと、ここに弾帯とかタバコを挟んだりしてますね。以前5.56mm弾を挟んでましたが、落ちそうだったので外してしまいました。
英字のマルボロの箱がほしいですが、タバコは吸わないので…。
海兵隊だと、このヘルメットバンドは支給されなかったので、各兵士がタイヤチューブを使って自作していたようです。
なんで支給しなかったんだろう…。このヘルメットバンドがかっこいいのに。
ちなみにナム戦やる人は海兵隊が多いらしいです。フルメタル・ジャケットの影響なのか…?陸軍と海兵隊は装備がかなり違うのですが、それはまた後日…。
地獄の黙示録で、第一騎兵隊がワルキューレを流しながらヘリで攻撃するシーン見たら、陸軍やりたくなると思うんだけどなぁ…。
M1とM2の違いはココ。ライナーです。
M2では画像右側の、被ると後頭部が来るところにM1にはないバンド?があります。
安定性を増すために改良された部分ですが、実際M2の方が被り心地はいいです。
結構ものによって自分の頭に合う合わないがあるので、買うときは実際に被ってから決めるのがいいですね。
ちなみにこちら、たしかに実物なのですが、残念ながらベトナム戦争当時のものではなく、戦後のものになります。
戦中のものは頭にのせるバンド部分はライナーから取り外せないのですが、戦後のものは取り外せるようになっています。
被り心地よかったし、被ってしまえばわからないのでそうだと知りながらこっちにしました(笑)
ちなみにこれ、シェルの片側のストラップ取り付けの金具が取れちゃってます。ストラップしないし、むしろ邪魔(当時はストラップをつけると爆風でヘルメットが飛んだとき首ごともってかれるので、していなかったようです。強い力がかかると外れるように改良されたそうですが)なのと、これしかなかったもので。
それでは、今日はこの辺で。
ブログ開設一発目はなにを書こうかと悩んだ結果、お気に入り?のヘルメット君に登場していただきたいとおもいます。
はい、M2ヘルメット君です。体重1.5kg。これを重いと思うか軽いと思うかは人それぞれだと思いますが、手に持つと実際重いと感じます。ですが頭に被るとなんのその、これ被って一日サバゲーしても全然気になりません。
これを被っている間、自分は映画で見たベトナム戦争中のアメリカ軍兵士になりきっているのです。
それまで弾に当たるのが怖くて(痛いし)、後ろでペチペチ撃ってるだけだったのが、最前線のさらに前で戦うくらいに心境の変化があり、泥汚れ、切り傷ができると「これがナムだぜ!」と歓喜する変態になります。
雰囲気って大事ですよね。
M2ヘルメットは、第二次世界大戦のアメリカ軍で使用されたM1ヘルメットの後継です。
どこが違うのかは後述するとして…ベトナム戦争といったらこのヘルメットのリーフパターンを連想する方も多いのではないでしょうか。これはミッチェルパターンヘルメットカバーといって、裏側には同じ柄の枯れ草バージョンもあります。勘のいい人はお気づきかと思いますが、ヘルメットカバーのスリットは現地の草とかを挿して偽装するためのものです。使ってる写真はあまり見ませんが。
実物が手に入らず、こちらはレプリカですが、新品の色だといかにも新兵という感じでダサいので、洗濯板で何度かしばきました。コットンの病にかかると、土に埋めては洗い、また埋めてを繰り返し、添い寝をし「熟成」させるらしいですが…。
実際そっちの方がいい色になるとは思いますがね。
いまのヘルメットカバーは袋状になっていて被せるようになっているみたいですが、このヘルメットカバーはタコ足のようになっていて、それをこのようにしてとりつけます。
最近のヘルメットはシェルとライナーが一体ですが、この頃はシェルとライナーが分割されていて、こうしてシェルとライナーの間に前述のタコ足を挟んでとりつけてるんです。
ちなみにシェルというのは外側の金属部分で、ライナーとは樹脂でできた直接頭に被る部分です。ヘルメットカバーはレプリカと言いましたが、シェルとライナー、そして後述のヘルメットバンドは当時の実物です。
自分の装備は陸軍なので、このようなヘルメットバンドを装備します。映画とかだと、ここに弾帯とかタバコを挟んだりしてますね。以前5.56mm弾を挟んでましたが、落ちそうだったので外してしまいました。
英字のマルボロの箱がほしいですが、タバコは吸わないので…。
海兵隊だと、このヘルメットバンドは支給されなかったので、各兵士がタイヤチューブを使って自作していたようです。
なんで支給しなかったんだろう…。このヘルメットバンドがかっこいいのに。
ちなみにナム戦やる人は海兵隊が多いらしいです。フルメタル・ジャケットの影響なのか…?陸軍と海兵隊は装備がかなり違うのですが、それはまた後日…。
地獄の黙示録で、第一騎兵隊がワルキューレを流しながらヘリで攻撃するシーン見たら、陸軍やりたくなると思うんだけどなぁ…。
M1とM2の違いはココ。ライナーです。
M2では画像右側の、被ると後頭部が来るところにM1にはないバンド?があります。
安定性を増すために改良された部分ですが、実際M2の方が被り心地はいいです。
結構ものによって自分の頭に合う合わないがあるので、買うときは実際に被ってから決めるのがいいですね。
ちなみにこちら、たしかに実物なのですが、残念ながらベトナム戦争当時のものではなく、戦後のものになります。
戦中のものは頭にのせるバンド部分はライナーから取り外せないのですが、戦後のものは取り外せるようになっています。
被り心地よかったし、被ってしまえばわからないのでそうだと知りながらこっちにしました(笑)
ちなみにこれ、シェルの片側のストラップ取り付けの金具が取れちゃってます。ストラップしないし、むしろ邪魔(当時はストラップをつけると爆風でヘルメットが飛んだとき首ごともってかれるので、していなかったようです。強い力がかかると外れるように改良されたそうですが)なのと、これしかなかったもので。
それでは、今日はこの辺で。
2014年09月25日
はじめまして、アーデルハイトです。
はじめまして。コットン大好きなアーデルハイトです。
元々映画が好きでこの世界に飛び込んできて早七年。いまはベトナム戦争中のアメリカ軍の格好をしてサバイバルゲームに興じることをなによりの楽しみとしています。
かつてフィールドにナム戦装備がいない日はない(大げさ)と言われていた時代もあったようですが、今やその数はめっきり減ってしまい…特に自分のような若い世代(現在21歳)はやれナイロンだ、ピカティニーレールだとか騒いでますが、若い人こそナム戦装備は似合う!と勝手に思っております。
なので!このブログでは、自分のミリタリー的日常を語るのももちろんですが、「ナム戦やってみたいんだけどどうしたら…」という人向けにナム戦装備紹介なるものもやっちゃいたいと思います。
とは言うものの、まだまだ勉強不足でして、間違った知識もあるかと思いますが、そのときはどうか優しくご指摘していただきたいとおもいます。
それでは改めて、よろしくお願いします!
元々映画が好きでこの世界に飛び込んできて早七年。いまはベトナム戦争中のアメリカ軍の格好をしてサバイバルゲームに興じることをなによりの楽しみとしています。
かつてフィールドにナム戦装備がいない日はない(大げさ)と言われていた時代もあったようですが、今やその数はめっきり減ってしまい…特に自分のような若い世代(現在21歳)はやれナイロンだ、ピカティニーレールだとか騒いでますが、若い人こそナム戦装備は似合う!と勝手に思っております。
なので!このブログでは、自分のミリタリー的日常を語るのももちろんですが、「ナム戦やってみたいんだけどどうしたら…」という人向けにナム戦装備紹介なるものもやっちゃいたいと思います。
とは言うものの、まだまだ勉強不足でして、間違った知識もあるかと思いますが、そのときはどうか優しくご指摘していただきたいとおもいます。
それでは改めて、よろしくお願いします!
Posted by アーデルハイト at
14:31
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