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Posted by ミリタリーブログ at

2015年04月28日

2015.4.25 RAID

こんにちは。アーデルハイトです。

最近関東はいい天気です。というか全国的に天気いいのかな。

今日の空はちょっともやがかかったようなちょっと白っぽい空ですが、時々真っ青できれいな空であることがありますね。前に書いたかもしれませんが、写真も趣味でして、そういう真っ青な空を撮るのが好きです。





さて、三日前のことですが、千葉県は印西市にあるRAIDというフィールドでサバゲしてきました。

RAIDは自分は3,4回目なので特に目新しいことはないのですが、知らない方もいると思うのでどんなフィールドか説明しておきます。
規模としては小規模。その中に沢山のバリケードがあるという、近距離戦闘が多く発生するフィールドです。なので撃ち合いになる頻度が高く、濃密な?サバイバルゲームが楽しめます。色々あるでしょうが、個人的にはこういうCQBフィールドは相手を倒すことが比較的容易なので、初心者におすすめです。痛いですが。

この日はチームから7名が参加。

RAIDはグレードランチャーが使用可能で、近接戦闘が多く発生するということで5ゲームくらいM79を持って出撃。結果これだけで5人倒してました。大量に弾をばら撒くと言っても一発で複数ヒットなんてそうないだろうと思っていたのですが、チームで突撃隊を編成して前線を引っ掻き回してやられた後で、敵チームの方から「それすごいですね、さっき俺と相方一緒にやられました」と言われました。どう撃ったか全然覚えてないのですが、その方曰く「突然でかい音がして何事かと戸惑っていたら、相方と逃げ込んだバリケードに大量の弾が跳弾してきた」そうです。M79、恐ろしい子。

グレネードつながりでアモポーチにぶら下げてるグレネード。実はダミーじゃなくてガスグレネードなので実際に使えます(笑)こいつもきちんと記事を書くべきでしたね。近いうちに書きます。今回これで1人倒しました。
しかしレバーをとめる安全ピンを紛失……あれくらいならヘアピンとリングがあれば自作できるので別にいいのですが。





新旧ガバ。ハンドガンの扱いも最近また一段と良くなったのか、ガバメントで倒すシーンもかなりありました。狙い澄ました一発で仕留めた時は脳汁出ますね。ただシングルカラムゆえ、まだこの時期全弾撃ち尽くすのは厳しいですね……よくて2/3しか撃てませんでした。予備マガジンを買っておいてよかった。





M1928は2ゲームくらいしか投入してない(RAIDはセミオート戦がメイン)のですが、目立つシルエットのためいろんな人に声かけられました。相変わらず「構えづらい」と仲間には不評です。買ってゲームで使おうという場合は自分の体格と要相談ですね。

ブローバックオミットしたので当然ボルトはもう動かないのですが、メカボ一切触ってないのに快調です。ギア鳴りしません。あとピストンの前後運動によるリコイルがやけに大きい気が……それまでボルトが動いてるからと考えてましたが、それだけではないようです。本体は結構な重量があるのですが……ボルトを動かすために頑丈で重いピストンでも使ってるんですかね。





なかなかセッティングがうまくいってなかったM16。スリックパッキン組み込みによって化けました。集弾が確実によくなりました。ゲーム前の試射の時点で結構出ていたションベン弾もこの日は皆無。40mの距離で人に当てるくらいなら余裕といった精度まで向上しました。
結構ダイヤル回さないとホップかからないかなーと思っていましたが、ノンホップ状態から半周させたくらいでもう適正なくらい。ちょっと動かすだけでかなり弾道が変わってしまうのですが、そこはストライクチャンバーのお陰でダイヤルは動かしやすく、戻ったりしませんでした。スリックパッキンを組み込んだ記事で「ノーマル以上の硬さの方がよかったかも」と書きましたが、この感じならソフトで正解だと思います。

参考程度に、これまでやった調整をまとめて書いておきます。
・ライラクス M16ストライクチャンバー
・プロメテウス ブリッジタイプクッションラバー
・MS スリックパッキン(ノーマル硬さソフト)
・アルミテープによる気密取り

長期的に見てどうなるかはわかりませんが、とりあえず現状でチャンバー周りは満足しました。参式滑空銃身を組み込んで、4点支持になるとどうなるのかとか気になるところですが。





サバゲ的には、やはりRAIDは隙間が多くてどこに敵がいるかわからぬ間にやられたことも多くありましたが、逆にしてやったりな時もありましたし、何より仲間達との開幕は最高に楽しかったです。こちらがたったの二人に対して敵五人以上に囲まれて、必死の防衛とか。


ただ、今回かなり危ないヒヤリハットな事案が発生しました。単独での事故なんですけど、RAIDには入って少し進んで右側に迷彩ネットがかかった建物チックなものがありまして、そこに駆け込もうとしたんですね。

別の入り口は人が立って入れるくらいの高さがあって、自分の入ろうとしてる入り口もてっきりそうだと思い込み、迷彩ネットがだいたい腰上くらいの高さまでかかっていたのでそれを押しのけながら入ろうとしたのが運の尽き。

実はその入り口はそもそも腰上くらいの高さまでしかありませんでした。

少しかがんだ状態で敵の弾に当たらないよう走っていた自分は、ちょうど額より少し上のあたりを入り口の角に強打しました。

幸いヘルメットをしていたので直撃はせずに後ろに吹き飛ばされて倒れ、さらにフィールドパックのおかげで石でごつごつしていた地面から腰も守られたので、首が痛くなっただけで済みました(それでも危ないですが)。

もしヘルメットをしていなかったら、あの勢いなら額がパックリ割れて病院送りになってても全くおかしくありませんでした。不幸中の幸いです、ほんと。まさか飾りでしかなかったヘルメットが、本来の役目である頭部の保護として役立つとは。

これまで何度かゲーム中に救急車で病院送りになった人を見ましたが、改めて自分も気をつけないとなと思いました。特に最近動きがよりアグレッシブになってきたので。





自身の保護といえば、サバゲ始めた時(今年で7年目だっけな)からずーっとこの黒いフェイスマスクを着用してます。歯がかけたりすると嫌なので。歯じゃなくても顔は痛いし。

RAIDは確かこれまでに15人歯が欠けたとか折れたとか(行くたびに人数増えてる気がする)。

しっかりとした頬付けの感覚を損なわずに顔の保護ができるのでおすすめですよ。







毎度お馴染み?チームの仲間であり大学の同期でもあるざかえふくんとの撮影会もしました。

怪我しそうになったものの、とても充実した1日になりました。実は来週、再来週と三週連続でサバゲします。ゴールデンウイークですし(あまり関係ないけど)


それでは、今日はこの辺で。



  


Posted by アーデルハイト at 10:21Comments(2)サバイバルゲーム

2015年04月24日

キングアームズ M1928 ブローバックをキャンセルする

こんにちは。アーデルハイトです。

最近艦これが二周年を迎えて、大好きな時雨ちゃんにも新しいボイスが追加。耳が幸福です。





時雨ちゃんいいですよ。物憂げな、どこか達観した中性的な性格、にもかかわらず非常に肉感的で、しかもこんな顔して黒の紐パンにノーブラ。結婚したい。

……さて、今回はまたまた前回の予告通り、キングアームズの電動ブローバックモデルM1928のブローバックオミットについて書きます。大した作業じゃないんですけどね。

まずブローバックオミットするという決定に至った経緯ですが……





この通り。原因は後述しますが、ボルトが固定されずくるくる回ります。ブローバック故、撃つとボルトが勝手に回って視界を遮り照準できなくなります。

分解方法は以前の記事を参照のこと。







ボルトは基部に対してネジでくっついているのですが、ネジだけでなく向きを固定するピンがあり、それが折れてしまっています。このせいでボルトが回ってしまうのです。応急処置としてネジロックを塗っていたのですが、それはあまり意味をなしませんでした。ので、泣く泣くオミットします。金属と金属が当たる音がタイプライターらしくて好きだったんですが……しょうがないですね。





ブローバック自体は前回分解した時に睨んだ通り、この突起を外せばキャンセルされました。二本の六角ネジを外すだけ。





この通り。場所が場所なので、外すのがちょっと大変でした。

ブローバックしないからボルトは回らない……とは言っても結構簡単にくるくる回ってしまって気持ち悪いので、前回スリックパッキン組み込みで大活躍だったアロンアルファくんを使用。

そういえばアロンアルファって、箱にも書いてあったと思うんですけど片面だけに塗っても最大の効果を発揮しないんですよ。なんでかっていうと、例えば「壁を掴んでください」って言われたらどうします?普通に考えて無理ですよね。だって掴むところがないんだもの。だけど仮に、その壁に手が生えていたら……(気色悪い)。その手を掴めば壁を掴んだことになるし、簡単に外れませんよね。この「手」がアロンアルファなんです。手と手をつなぐことで固着します。だから両面に塗る必要がある。これはアロンアルファに限らず接着剤全般に言えるのですがね。

接着剤は両面に塗らないと意味がないというのは小学生の時先生に教わりました。今でもなにかと役に立つ知恵です。

久松先生、ありがとう!

結構しっかりくっついたので、もしやこれはブローバックオミットしなくてもいいんじゃないかと思ったのですが……





これ見て諦めました。わかりますか、ボルトの基部。なんか白い線が入ってますよね。確実にダメージが蓄積してます。最悪割れるので、当初の予定通りオミットで確定。





魔が差してコブラガンごっこ。艦娘の艤装かよと、さらにこんな髪が白くて短い艦娘があるかと言われましたが、
ヴェールヌイを短髪にしたら俺になります。



※駆逐艦ヴェールヌイ。帝国海軍で駆逐艦響という名で大洋を駆け回りましたが、終戦後賠償艦としてソ連に引き渡され、ヴェールヌイとして運用されました。





遊んでて思ったこと。これは前々からの疑問なのですが、トンプソンのこの後端の突起ってなんでしょう。M1A1にもあったと思うんですけど、なんの意味があるのでしょうか。私、気になります。

とりあえずはこれで一安心。M1928、戦線復帰です。明日のRAIDに持っていきます。

そうそう、前回の最後にちらっと書いた「期待のニューフェイス」。今朝おちんぎんが入ったので注文しました。来週か、遅くとも再来週頭には届くかなぁ……台湾発送なのでちと時間がかかるかも。みなさん、ヒントは「台湾」ですよ。乞うご期待♪


それでは、今日はこの辺で。

  


Posted by アーデルハイト at 11:53Comments(0)KingArms M1928 EBB

2015年04月22日

G&P M16 MS製スリックパッキンを組み込む

こんにちは。アーデルハイトです。

本当は一昨日の夜にこの記事を書くつもりだったのですが、提督業が忙しいもので今朝の更新となりました。もうすぐイベントなんです許してつかぁさい。

先に断っておきますが、この記事はカスタム講座的なノリで書いたので結構長い上に基本的なことが多いです。

さてさて、今回は前回予告した通り、M16にスリックパッキンを組み込みました。使ったのはこちら。





MS製スリックパッキン。ノーマル硬さ(ソフト)です。ノーマル硬さとはいかほどか、と思って元々入ってたシステマのパッキンと比較したのですが、MSの方が柔らかい……むしろ柔らかすぎなのではというくらい。ノーマル硬さはソフト、ノーマル、ハードの三種類があるのですが、店で触った感触を思い出すと、ハードがシステマパッキンの硬さに近かった……かも?

ところでMSってなんでしょうか。

モビルスーツ、マイクロソフト……でもないとすると……





洩矢諏訪子ですかね(あーうー☆)。

東方風神録です。東方やったことないんですけど、キャラが好きなのでちょこっとだけわかります。諏訪子さまが好きと言うとロリコン認定受けるのであまり言わないのですが(否定はできない)。





あ、でも東風谷早苗も好きですよ。


……脱線したので軌道修正。

組み込むついでにG&P製M16の分解方法もご紹介。

大抵のAR-15系電動ガンの分解は、ロアレシーバーのピンを抜くとできるようになっています。このM16も例外ではないのですが、ちょっと変わっているのがピンそのもの。





六角ネジがあります。この六角ネジを外さないと抜けません。どういう仕組みなのかというと、写真を撮り忘れてしまったのですがこのピンは斜めにカットされた三分割になってまして、六角ネジを締め込むと中央の部分が締め上げられ、穴の中で広がるようになってます。言葉じゃ伝わりづらいですね……。

結論を言うと、この三分割のおかけでピンの脱落を防止、レシーバーのガタつきは皆無になります。

最初これを知らなくて、無理矢理たたき出そうとしたらマガジンハウジング前方にクラックが……。

話を戻しましょう。このピンを抜き取ったら、あとはアッパーレシーバーを前方にスライドさせれば外れます。





インナーバレルもメタルチャンバーごと引っ張り出すだけ。途中引っかかるのですが、チャージングハンドルを少し引きながら抜くのがポイント。

で、このMS製のスリックパッキン……そもそもスリックパッキンてなんぞやって話なのですが、通常チャンバーパッキンにはホップ窓のところに突起があり、それをクッションラバーで押し込むことでホップをかけています。スリックパッキン、又の名をストレートパッキンには、この突起がないのです。何故か、長掛けホップとか面ホップをやる際にこの突起が邪魔なんです。いま使っているクッションラバーがその長掛けホップに相当するものなので、これまで最大限の効果が出ていなかったのです。このことに関しては、ストライクチャンバーを組み込んだ時にも少し触れましたね。

もう一つ、MSスリックパッキンには位置決めがありません。通常チャンバーパッキンには、前述の突起を合わせるために位置決めがあり、インナーバレルにもその位置決めがはまるよう溝が掘られているのですが、それがないということはつまり、この溝からエアが漏れてしまうのです。ならば……。





埋めてしまえばいいじゃない。

ネジロックを流し込んでみました。が、流し込んだ直後、「これ瞬間接着剤でよかったんじゃ?」と気づいたので……。





選手交代。溝が埋まるように接着剤を流し込むのはちょっと難しかったです。一回じゃ埋まらなかったので、三回くらい重ねました。指と指がくっつかないよう気をつけましょう。はがすとき痛いですよ(痛かった)。

固まるのを待って、余計な部分を削り落としてチャンバーパッキン組み込み……のその前に!チャンバーパッキンにシリコンオイルを塗らなければなりません。摩擦の軽減といいますか、これをしないとチャンバーパッキンの寿命が短くなり、最悪弾詰まり、ノズル破損、ピストンクラッシュの三コンボが待っています。

使うのは普通にマルイのシリコンスプレー。これのかけ方は人それぞれだと思いますが、自己流のかけ方をご紹介。

シリコンオイルは基本的に弾が通る部分……具体的にはチャンバーパッキン内やインナーバレル内にはかけないようにします。ツルツルになってホップがかかりにくくなるので。





こんな感じで前後を塞ぎ、たっぷり5秒くらい噴射。これで組み込むと、オイルがじわじわと浸透して、しばらくメンテフリーでもいけます。





話が前後しますが、このMSスリックパッキンにはなんとご丁寧にアルミテープが付いてきます。これをインナーバレルにぐるっと一巻きして……。





できました。これでインナーバレルとチャンバーパッキンの間から漏れるエアはほぼなくなると思います。

地道な作業ですが、無駄なエアを極力減らすのがエアガンカスタムの基本ですよ。え?メカボ?めんどくせぇ。

その後インナーバレルの外側に、チャンバーパッキンを入れやすくするために少しシリコンオイルを吹きかけて、インナーバレルにパッキンをつけます。

あとはチャンバーに戻して、ホップの突き出しを確認……こんな感じになりました。





わかりづらいですが、ブリッジタイプのクッションラバーのお陰で逆U字の突き出しになってます。左右のブレがかなり改善されることを期待。この確認の際に、きちんとホップが突き出ているか、水平になっているかを確認しましょう。

今回クッションラバーとチャンバーパッキンは0.2g弾使用を前提にソフト×ソフトで組みましたが、チャンバーパッキンはノーマル以上でもよかったかもしれません。外で撃ってみないとなんとも言えませんが。





ここまでが昨晩の作業。すでに家族が寝静まっている時間だったので、今朝弾速チェックを行いました。
だいたい最低が85ギリ切らないか、最大が88後半とかそんなもんでした。フルサイズにしてはちょっと低めの初速なのと、本当は±1.0とかにしたいのですが、メカボに手を出してない以上これはどうしようもないですね。

メカボといえば、分解して気づいたのですがこの銃、セミオートで撃つとなぜかピストンが後退した状態で停止します。買った時は90m/sだった初速がどんどん落ちていったのはこれが原因だと思われます。スプリングが圧縮されたままでへたってしまったんでしょう。

その代わりにやけにレスポンスがいいのです。ピストンが後退位置にあるわけですから、ピストンを引く必要がないので。さてどうすべきか……。セミオートしか使わないのでレスポンスがいいのはいいことなのだけど。

これにて作業は終了。25日にRAIDでゲームなので、弾道のチェックを。不安な一方楽しみでもあります。

次回、この25日までにもう一つやらなければならない作業……M1928のブローバックオミットを行います。ちょっとそうせざるを得ない状態なので……詳しくはまた後日。

あ、そうそう。前回ちらっと「Xサスペンダーを切ってスリングを作る〜」なんて軽く触れたのですが。





やりました。一つのXサスペンダーからこんな感じで二本のスリングを錬成できます。





取り付けるとこんな感じ。無骨でかっこいい!ナム戦始めた頃から苦楽を共にしてきたXサス。サスペンダーとしての役目を終えてからも、こうしてナム道を共に歩んでいきたい思います。

残りの一本ですが、つけるアテは決まってます。まだお迎えしてませんが……近いうちに報告できると思います。


それでは、今日はこの辺で。

今期は「響け!ユーフォニアム」みてます。  


Posted by アーデルハイト at 11:55Comments(0)G&P M16VN

2015年04月20日

Hサスペンダー

こんにちは。アーデルハイトです。
また間が空いてしまいましたが、今日も元気だ(元ネタわかる人は多いはず)。

装備の紹介とかまだ済んでないのですが、そんな書いてて面白いものも……なくはないですね(笑)サボってました。

実は先日、4月7日は私の誕生日でして、22歳になりました。高校のとき、保健の授業で「いつまでに結婚したいですか」と聞かれて「25歳」と答えました。あと三年。待った無し。





しばらく記事書いてなかったので、日常のネタは腐るほどあるのですが、それをずっと書いててもしょうがないので本題へ。

今年になって装備収集とかはほとんどせずにいましたが、最近もうちょっとそれらしくしたいなと思って昨日中田商店で買ったのが、タイトルからわかるようにHサスペンダーです。

Hサスペンダーはベトナム戦争期に広く使われ、ベトナム戦争装備の代名詞とも呼べるものです。自分はずっと古参気取りでXサスペンダーを使用していましたが、背中から見た時「やっぱりHのがかっこいいよなぁ」と思ったのをきっかけに更新する決意を固めました。

安かったしね。中田で実物新品デッドストックが野口英世2人を生贄にしただけで召喚できました。





自分の場合、前部のフックはピストルベルトに、後部のフックはピストルベルトに固定したフィールドパックに取り付けているのですが、このフィールドパックに取り付けた方のフックがなかなかはずれない。

というのもフィールドパックの方は強度確保のためか知りませんが、フックをかける穴のある部分の生地をループさせているので厚みがあり、おまけにちょっと大きいので簡単には取り外せません。滅多に外さないところですが、どうにかならなかったのか……ループしてある生地を一枚一枚力技で板バネ(でいいのかな?)にひっかからないようにのけてくと結構簡単に外れました。





外したXサスペンダーがこちら。この形がXと呼ばれる所以です。この不要になったXサスペンダーは、切ってスリングにしようかなーとか考えてます。一つから二本のスリングが作れます。当時はそういう兵士もいたそうですが、そうするといまつけてるスリングの末路は……。





続いてこちらが今回買ったHサスペンダー。ご覧の通りHの形をしています。ナム戦時にはこれに加えてYサスペンダーというのがありまして、(と伺っていたのですが、実際にはナム戦時には使われていなかったそうです)文字通りY字をしています。しかしそちらは憎きナイロンを使用しており、米軍撤退直前に導入されたものなのでかなり限定的です。ナム戦装備をやるなら、Hサスペンダーを買うのがベターでしょう。ちなみに中田にはこのコットンでできたHサスペンダーの他に、ファッキンナイロンでできたHサスペンダーもありました。うんこナイロンでできたHサスペンダーは知らなかったのですが、ナムの基本はコットンなので、あえてそれを選ぶのでなければくたばれナイロンは避けましょう。





ピストルベルトに取り付けました。いいですね、やっぱりHは。Xよりもシンプルで扱い易いです。ピストルベルトがもう満員で、Hサスペンダーの前部のフックはちょっと変わった形をしていて大きいので、スペース的な問題でどう組もうか悩みました。無理矢理ガバメントマグポーチを寄せて取り付けましたが。

そういえば中田で買った時、自衛隊迷彩にヘルメットを被ったおじいちゃん店員さんに「そのサイズだとちょっと小さいと思うよ」と言われました。Hサスペンダーがどういう取り付け方を想定して作られたのかは知りませんが、確かにフィールドパックがないと後ろが短すぎてキマらないのでご注意を。





私服ですが(これが私服ってどうよとかはナシで)、着てみました。前述の通り、シンプルですよね。特に考えてなかったのですが、XとHで着心地が変わります。状態の問題もあるでしょうか、Hは非常にしっかりした作りで、肩にかかる部分がXより幅広のため、負荷が少し軽くなった気がします(重量が同じ時、接する面積が大きいほど1平方cmあたりにかかる力が小さくなります)。

背中の写真も撮りたかったのですが、ちょっと無理があったので、今度のサバゲの時にでも撮ってもらいます。

昨日はこの他にも、ガバメントの予備マガジンと、M16に使うためのスリックパッキンを購入しました。気が向いたらパッキンの方は今夜組み込んで記事を書くつもりです。

ナム戦装備始めた時からずっと陸軍一般歩兵で来ましたが、最近SOGとかLRRPとか……いわゆるナム戦特殊部隊をやりたいなと思って、歩兵装備の充実を図っています。なので今後書くことが増える……かも?

未紹介の装備品についても、(ネタがなくならない程度に)紹介していきたいと思います。

それでは、今日はこの辺で。

  


Posted by アーデルハイト at 12:03Comments(6)ナム戦装備アメリカ陸軍